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41話 ページ42

sideA

まさか兄さんと同じ事をしてたとは…

玄弥にも悪い影響になりそうなのでやめときます。

玄弥「姉ちゃんおはよー。」

眠い目をこすって起きてきました。

A『おはようございます。』

玄弥「うう"…寒っ…」

上に何か羽織れば良いのに。

A『兄さん、玄弥も起きましたよ。起きなさい。』

玄弥「姉ちゃん、頭撫でて。」

A『甘えん坊……』

はっ…

ここで甘やかしたら、また私のせいで玄弥が自立出来なくなるのでは?

A『ダメです。』

玄弥「なんで!?昨日いっぱいしてくれたのに!」

実弥「うるせェ…」

あ、起きた。

玄弥「…姉ちゃんが撫でてくれるまで絶対に動かないからな。」

私に抱きついて離れない模様。

実弥「いきなり突き放すのかよ。」

どうしろと。

玄弥「何?兄ちゃんの差し金なの?」

玄弥がキレた…

A『しょうがないですねぇ…』

玄弥「…」

撫でても不機嫌な玄弥。

それから1週間。

私は頑張って玄弥から距離を置いた学園生活になりました。

玄弥も何事もなく順調に学園生活を送っています。

度を過ぎたんですね、今まで。

あと、全く違う話になりますが怪奇現象が起こるんです。

私の私物がどんどん無くなるんですが。

A『なんででしょう。』

実弥「バーカ。」

罵倒しないで聞いてもらえます?

実弥(玄弥が持ち去ってんだろ。ったく、毎晩毎晩すすり泣いてんの知らねェで…)


善逸「喧嘩?」

玄弥「喧嘩じゃねーけど…話かけたら応じてくれるし、機嫌悪いわけじゃねーけど…なんか…」

炭治郎「怒ってる匂いはしなかったぞ?」

玄弥「…優しい声が好き。姉貴は俺を呼ぶ時少し柔らかい声になるんだけど、その声が好き…なのに…」


あら?

善逸「Aせん!!ぱぁぁぁぁぁい!!」

A『善逸くんはいつも元気ですねぇ。』

玄弥「……!」

玄弥(姉ちゃん…俺を呼ぶ時の姉ちゃんの声…姉ちゃんなんで…)

玄弥「……なんで…」

なんでとは。

A『同じ学校ならすれ違う事もあるでしょう?』

玄弥「…姉ちゃん…」

玄弥(俺の時だけなんか冷たい…それに最近可愛いって言われなくなった……今までは可愛いよりかっこいいが良くて可愛いって言われるのが嫌だったけど…)

玄弥「…姉ちゃん…俺、可愛くない…?」

どうしたんですか。

A『男前だと思いますよ。』

玄弥の涙腺が崩壊しました。

A『玄弥!?』


実弥「もう手遅れなんだよ。俺らは。」

そうみたいです…

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サツキ - 面白さと可愛さが半端ないです!それと、宇髄の字が違うのに気づきました…。 (2020年2月2日 1時) (レス) id: 4e7951c323 (このIDを非表示/違反報告)
夜月─《 *無人* 》☆(プロフ) - はあああああ、、くっそ可愛いかよ死ぬ (2020年1月17日 9時) (レス) id: 7f57af0fb7 (このIDを非表示/違反報告)
夏蜜柑 - 自然ににやけてしまいました(°▽°)♪ 更新頑張ってください!続き、楽しみです!! (2020年1月12日 14時) (レス) id: 1f2db930a1 (このIDを非表示/違反報告)
するめ - 更新頑張ってください。楽しみにしています。 (2019年12月31日 22時) (レス) id: 5967363577 (このIDを非表示/違反報告)
梅干し太郎 - 面白かったです!玄弥と 実弥可愛過ぎこれからも頑張ってください!応援してます! (2019年12月30日 23時) (レス) id: 2e6efde964 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ペテン師 | 作成日時:2019年12月5日 21時

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