【鬼滅の刃】不死川の長女です。【キメツ学園】

30話 玄弥HappyBirthday編3 ページ31

sideA

兄と弟を宥めて……

炭治郎｢玄弥！プレゼント！｣

玄弥｢え、あ…｣

あらあら。

A『玄弥、ありがとうは？』

玄弥｢あ、ありがと……｣

照れちゃってますね。

蜜璃｢はい、玄弥くん！私も！｣

あらぁ…もっと真っ赤になって。

天元｢あ、そうだそうだ。｣

？

天元｢新年始まったってのに姫始めしてなかったな。｣

ひめはじめ？

姫飯を食べるあの？

と思ったら兄さんが先生を殴りました。

どうしてうちの兄弟は手が先に出るんですか！

玄弥｢ひめはじめって何？｣

天元｢お子ちゃまに早いな。｣

高校生ですけど…

善逸｢ば、ば、馬鹿なの！？｣

ケータイを落としましたよ、善逸くん。

そのケータイを覗き込む玄弥。

みるみると顔を真っ赤にして

私に抱きついて来ました。

A『どうしたんですか？』

玄弥｢ね、姉ちゃんは俺が守る！｣

あらあら。

天元｢安心しろよー。優しく抱いてやるから。｣

はい？

玄弥｢姉ちゃん…！俺をぎゅうってして！｣

？？

言われた通り抱きしめると

玄弥｢先生には出来ないでしょ！｣

マウント？ですか？

A『玄弥、ケーキ食べましょ。』

玄弥｢…うん。｣

ケーキの準備をしてる時も抱きついたまま…

玄弥｢姉ちゃんは俺が守るんだ……わぁ！？｣

後ろから違う手が…！？

実弥｢…まだ嫁になんて行かせねェからな。｣

あらあら。

A『頼もしい兄弟ですねぇ。』

天元｢まだって事はいずれはもらって良いんだろ？｣

実弥｢氏ねェェ!!｣

もう…

A『汚い言葉はおやめください。玄弥が真似したらどうします。』

実弥｢てめぇはコイツを何歳児だと思ってんだァ？｣

16歳でしょ。

私の2つ下なんだから。

天元｢お前の誕プレは決まってるぜ。｣

あら。

A『なんですか？』

天元｢婚姻届。｣

また兄と弟が手を出しました。

A『なんでいつも口より先に手が出るんですか！？似なくて良い所が似て！』

玄弥｢だ、だって…｣

A『次、先生を殴ったら1週間口聞きませんからね!!』

天元｢俺、愛されてるー。｣

口笛を吹かないでください。

既に殴りそうな2人。

玄弥｢……｣

プルプル震えて私を廊下に連れていく玄弥。

ﾀﾞﾝ

壁ドンされました。実の弟に。

玄弥｢なんでそんな事言うの？｣

A『人に暴力を振るう人は嫌いです。あの人みたいで嫌です……』

玄弥はハッとして

玄弥｢……ごめん、気をつける……｣

また私を抱きしめました。

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