【鬼滅の刃】不死川の長女です。【キメツ学園】

17話 番外編？4 ページ18

side玄弥

玄弥｢姉ちゃん!!取れた!!｣

A『頑張りましたねぇ。偉い偉い。』

これで回避した！

久しぶりに3人で帰る。

実弥｢大体は赤点取るのが理解出来ねーよ。｣

う"

A『良いじゃないですか。玄弥、何が食べたいですか？』

実弥｢おはぎ。｣

A『兄さんに聞いてないです。というかちゃんと作りますから。』

食べたいもの……

スーパーによる。

A『食べたいものがあったら入れてくださいね。』

玄弥｢うん。｣

実弥｢腹減った。｣

本当に腹減ったな…

A『えーっと…そもそもの買い物リストは…油、みりん、酒ですね。食材は見て買いましょう。』

酒？

A『料理酒ですよ。』

ふーん。

天元｢お！丁度いいぜ、今日飲もうぜ！｣

兄ちゃんが宇髄先生に絡まれた。

あ、ウザそう…

天元｢冨岡と悲鳴嶼さんも来るってよ。｣

実弥(悲鳴嶼さんが…)

A『行けば良いものを、季節は忘年会シーズンですからね。』

姉ちゃんのおはぎはどうするんだろ…

A『おはぎなんていつでも作れますし、職場の付き合いは大事だと思います。』

姉ちゃんなんか怒ってる！？

A『お腹を空かせた弟にひもじい思いをさせるならとっとと決めて欲しいものです。』

俺のせい！？

A『玄弥、先に行きましょうか。』

玄弥｢う、うん。｣

違う…

いや、多分それも本心なんだろうけど…


実弥｢行かねぇ。アイツが心配だ。｣

天元｢アイツ？｣

実弥｢キレてるように見せかけて何かを隠してる。アイツがキレるなんて滅多ねェ。｣

天元｢確かにな。｣

実弥｢俺より先に逝かせてたまるか(小声)｣

天元｢あ？｣

実弥｢なんでもねぇ。｣


野菜を吟味しだした。

ｸﾞｩﾙﾙﾙ

あ、やべ。

A『もう少し待っててくださいね？』

眉を下げて笑ってる。

ん？電話？

あ、兄貴からだ。

玄弥｢なぁに？｣

実弥【何処にいる。】

玄弥｢今なら野菜んとこ。｣


A『あら。』

実弥｢帰るぞ。｣

A『はいはい。』

色々買ったなぁ……

実弥｢玄弥、持て。｣

A『玄弥！そんなに持ったら…』

玄弥｢もうガキじゃないってば。｣

こんくらい持てるし。

A『あらあら。』

兄ちゃんは姉ちゃんを持ち上げた。

A『わあ！？な、何してるんです！？』

実弥｢家まで寝とけ。｣

姉ちゃんは何も言い返すこと無く目を閉じた。

実弥｢3度目は絶対に阻止する…｣

3度目？

実弥｢今は休んどけ。｣

それはそう思う。

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