2 ページ34
首元から顔を出して、まっすぐに聞いてくる時透さん
「だ、だって時透さん、今日お誕生日じゃないですか!」
その言葉に一瞬ぽかんと口をあける時透さん
まさか、忘れてたのかな…
「ぷ、プレゼント何がいいのか分からなくて‥・その、宇髄さんに相談したら…わ、私でいいんじゃないかって…」
泣き出さないようにしておいたのに、ポロポロと涙がこぼれ落ちる
一つに拘束していた両腕は解かれ、私はワンワンと泣き出した
「ごめんね、A‥・その、てっきり…」
「分かってます、心配してくれたんですよね」
分かってはいたけど、無言・無表情のままの時透さんは怖かった
「あ、あのそれで、時透さんお誕生日おめでとうございます!」
「自分でも忘れてた…」
時透さんらしいなと思って私は安心してギュッと時透さんを抱きしめる
今の時透さんなら全然怖くない、むしろいつも安心する時透さんだ
「そ、それでプレゼントは無いので、そ、その…わ、私を好きにして下さい」
赤面しながら、自分でも恥ずかしくなるようなセリフを口にする
時透さん嫌がらないかな?
「その言葉、今度から絶対に僕だけに言ってね……ほかの奴に言ったら」
「い、言いませんよ!」
何か黒いオーラのようなものが出てたので急いで訂正する
「ありがとうA、それじゃ、プレゼント貰うね」
「えっ!でも、今、まだお昼…」
「ここまでしておいて、それは無理」
そう言うと時透さんは隊服を脱がして、ペロリと臍を舐めあげる
「ひゃっ…だ、だめっ……」
「プレゼント、おいしく頂くからね」
耳元で甘く囁く時透さんに微かに私は頷いた
‥……
一足遅れましたが、ハピバ時透君夢でした!
裏にするか迷ったのですが、結局ピンクにしました。
完全裏も近いうちに作りたいですねー見る人いるか分からないけど笑
その恋は成就する・伊黒小芭内・微ピンク(さくらん様リク)→←誕生日おめでとう!時透無一郎・微ピンク
293人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
無一郎 - はじめまして。リクエスト良いですか?無一郎と夢主でピンクをお願いします。 (2020年11月21日 3時) (レス) id: 16e352d00b (このIDを非表示/違反報告)
きく猫(プロフ) - りなさん» こちらこそ、リク有難うございますヽ(*´∀`)ノ (2019年8月19日 5時) (レス) id: 3ef4a4676f (このIDを非表示/違反報告)
りな - きく猫さん» 書いてくださりありがとうございます!!凄く良かったです!!応援してます!! (2019年8月19日 2時) (レス) id: 55c1958e88 (このIDを非表示/違反報告)
きく猫(プロフ) - 美桜さん» リク有難うございます ^^) _旦~~頑張って書いてみます!載せる時は弐の方に載せたいと思います。 (2019年8月18日 17時) (レス) id: 3ef4a4676f (このIDを非表示/違反報告)
きく猫(プロフ) - 美桜さん» こちらこそ、有難うございます!ギャグにしようか迷ってたらお館様が大変な事になりました(;^_^A (2019年8月18日 16時) (レス) id: 3ef4a4676f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:きく猫 | 作成日時:2018年8月13日 10時