episode.149 ページ12
長身「誰が手遅れだと?」
銀髪「このとおり、俺たちディアソムニア寮の選手には怪我一つない。そいつらのお陰でな」
ラギーが自身を持ってそう言うも、ディアソムニア寮の寮生であるリリア、そして彼の傍に付き従う2人が現れてそう言うとラギーは目を丸くする。
ラ「えっ!?あれっ!?お前らはさっき群衆に飲み込まれたはず…」
ケ「ざーんねん!あれはオレのユニーク魔法『
レ「なんだと?」
ケ「オレ、ディアソムニアの寮服ちょっと憧れてたんだよね〜着られてラッキーみたいな♪後でマジカメにあげよっと。ディアソムニアのみんなありがとねー♪」
リリ「なんじゃ、そういう事ならわしの寮服も貸してやったのに」
ケ「うーん、リリアちゃんのはオレには
ちょっとキッツいかなぁ……」
レ「おい、この茶番はどういうことだ?」
リリ「リドルから話を聞いてな、ひと芝居打たせてもらった」
ラ「じゃ、じゃあ……マレウスは」
ラギーは冷や汗を流しながら呟くとディアソムニア寮の寮生の1人である長身の男がよく響く大きな声で言った。
長身「もちろんご健在だ!先ほどの群衆の混乱も全ての人間をコロシアムまで安全に魔法で誘導してくださった、感謝しろ!」
ラ「そ、そんなのアリッスか!?」
パチッ
「………?」
グ「あ、コトハが起きたんだゾ!早くこっちに来い!」
「!」
長身の生徒の声でようやく言葉が目を覚まし辺りをキョロキョロしているとグリムに呼ばれて動こうとしたがレオナの腕の力が強くて逃げられなかった。
すると
レ「……………あーもういい」
「!」
ラ「え?」
レ「やめだ、やめ」
ラ「ちょ、レオナさん?それってどういう……」
レ「バーカ、マレウスが五体満足で試合に出るなら俺たちに勝ち目があるわけねぇだろうが。そんな試合に出たって意味ねぇよ、俺は降りる」
まだ彼女を抱きしめたまま、レオナは面倒くさそうに呟くとラギーはカタカタと震えながら口を開く。
ラ「そ、そんな!マレウスはともかく他寮の有力選手はみんな潰してきたじゃないッスか。なのに、レオナさんが出ないなんて3位にだってなれるかどうか……オレたちの夢はどうなるんスか?」
レ「どれだけ世界が注目していようが所詮は学生のお遊びだ、お前らが目ぇキラキラさせて夢語ってんのが可笑しくて少し付き合ってやっただけだろ」
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るーるる(プロフ) - ppさん» pp様初めまして!コメントありがとうございます\(^o^)/ヒロアカは面白いですよ!あまりヒロアカキャラが出てきませんがヒロアカに興味をもってもらえて嬉しいです(^o^) (2021年10月18日 22時) (レス) id: b0a0d71504 (このIDを非表示/違反報告)
pp - 初めまして。この作品でヒロアカのこと知りました(時代遅れすぎる)。めっっっっっっっっっっっっちゃさいこうです! 続きも頑張ってください! (2021年10月18日 18時) (レス) @page48 id: f5d7639b7a (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - るーるるさん» 知ってるアニメは何ですか?怪談レストランは知ってます?後、一緒に合作しませんか? (2021年9月28日 22時) (レス) id: f84c743866 (このIDを非表示/違反報告)
るーるる(プロフ) - 星猫さん» 初めまして!コメント、高評価ありがとうございます!!これからも応援よろしくお願いします(*^^*) (2021年9月28日 22時) (レス) id: a237b45332 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 初めまして!とっても素敵ですね!高評価しました! (2021年9月28日 22時) (レス) id: f84c743866 (このIDを非表示/違反報告)
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