君と私の恋愛日記 second (ページ24)

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お返しの気持ちページ24

ノーマンさんと一緒に帰宅している...のは良いが...。ちらりとノーマンさんの方を向くと未だに私の鞄を持ち、私の隣を歩くノーマンさんがいる。

『あの...。』

ﾉｰﾏﾝ「ん？どうかした？」

ノーマンさんは私の方を向き、ハテナを浮かべる。

『えっと...鞄、自分で持ちます。』

申し訳なく言うと、

ﾉｰﾏﾝ「平気。僕もそこまで貧弱じゃ無いからね。さっきはかっこ悪いところを見せちゃったから...。このくらいカッコつけさせて？」

そう言い、苦笑いしながら言う。

『カッコ悪くないです...。寧ろ...かっこよかったです...。』

俯きながら、頬が熱くなるのを感じる。

ﾉｰﾏﾝ「そう言ってくれてありがとう。でも本当に大丈夫だから。」

そう言うと、私の頭に手を置き優しく撫でてくれる。じゃあお願いします。照れながら私はそう言った。

暫く歩き、あることを思い出す。

『ノーマンさん。』

ﾉｰﾏﾝ「ん？」

『私にしてほしいこと...言ってください。出来る限り何でもします。...したいんです。』

そう。私にしてほしいこと、帰りながら話す。とノーマンさんが言っていたことを思い出した。

ﾉｰﾏﾝ「あぁ。それね。」

と言うと、じゃあと口を開ける。

ﾉｰﾏﾝ「じゃあ、僕の事を名前で呼んで欲しい」

？名前で呼んでるはずですが...
そう言うと、

ﾉｰﾏﾝ「僕の事を"ノーマン"って呼んで欲しいんだ。さんを着けずに。後、欲を言うなら敬語も使って欲しくないな。何かAと遠い存在な気がしてね。」

私は黙ってノーマンさんのお願いを聴いていた。

.........ハードすぎる。

異性に...と言うか、父にも敬語でしか話したことなかったから...。
そう考えていると、ノーマンさんは無理にとは言わないから。と言ってきた。

でも.......。
ノーマンさんは私に色々してくれて、助けてくれて
私も...もっと近付きたい。ノーマンさんと仲良くなる為にも...
そしてもう一度お礼を言いたい。