君と私の恋愛日記 second (ページ11)

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真っ直ぐな気持ちノーマンside ページ11

ﾉｰﾏﾝ「すいません。
先輩方の会話を聞いてしまって。
特徴等が、僕の友達そっくりで。
探しているんです。
購買に行ったっきり帰ってこないんです。
行った教室を知っているなら教えていただけませんか？」

掴んでいる男の肩に力を込める。

モブ男4「あ、あの子の友達だったのか。なら早く教員に言って止めに入った方がいい。あいつがあの子に何するか分かんねぇ…。」

男は僕に訴えかける。

ﾉｰﾏﾝ「僕が彼女を見つけた後にそうします。」

モブ男6「近づくのはやめとけ。あいつは手に負えねぇ。センコーだって手を焼いてるやつなんだぜ？」

そんなの関係ない。

ﾉｰﾏﾝ「それでも行きます。」

モブ男4「なんでそこまで...」

なんで？そんなの決まっている。

ﾉｰﾏﾝ「好きなんです。彼女が。」

笑顔を作り先輩に向ける。

ﾉｰﾏﾝ「それに、こうなったのは僕のせいでもあるんです。教えていただけますか？」

そう、これは僕のせいだ。

モブ男4「...何されても知らないからな。」

ﾉｰﾏﾝ「お気遣い感謝します。」

男の肩を掴んでいた手を離す。
着いたのは購買から目と鼻の先にある空き教室

モブ男4「ここなんだけ...ど...。」

その男がドアノブに手を伸ばし、開けようとすると素直に教室が開いた。
しかし、教室はものけのからだった。

モブ男4「！！！！？？？？」

彼は顔を青ざめ僕を見る。

モブ男4「おい！早くあの子を探せ！！！あの子が危ない！！！」

その言葉を聞いたと同時に僕は走り出した。