君と私の恋愛日記 second (ページ2)

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エマの気持ちページ2

～お昼休み～

授業が終わり、お昼休みの時間になった。
今日の授業は、午前と午後、二限ずつ。
私達のクラスの午前の授業は、現代文と数学だった。
授業が始まる前にエマが駄々を捏ねていた。

エマ「机に向かって授業受けるだけなんて、面倒くさい。私も体育が良かった。」

エマが体育がいいと言った理由。
それは、Bクラスのノーマンさんとレイさんが午前中の二限は体育と聞いていたからだと思う。
エマは身体を動かす方が良いらしい。
私はエマに苦笑いをしながら、

『午後は私達も体育だよ。だから午前は頑張ろ？』

そう言うと、エマは渋々、分かった～。と言って午前の授業を受けたのだった。

昼休みになり、エマが聞いてきた事。

エマ「そう言えばAはして欲しい事とか、されたことない事とか無いの？」

突然聞いてきた質問に驚き、ハテナを浮かべる。

【して欲しい事】

【されたことない事】

うーんと考えて出たと答えは、

『特に...無いかな...多分。して欲しい事って言っても急には思いつかないし、されたことない事って言うのも、色々限度はあると思うし...』

エマは、じゃあと言葉を繋げる。

エマ「じゃあノーマンとレイにして欲しいこととかある？」

2人に？そう聞くとうん！と元気良く答える。
2人にして欲しいことか...。もう十分してもらったような気はするけど...。

エマ「じゃあ2人別々にしてもらいたい事とかない？じゃあノーマンから！」

『えー...。』

ノーマンさんにして欲しいこと...。
ノーマンさんにして欲しいことと言われ、何故か直ぐに考えが浮かんだ。

『また...私が危ない時に...守って欲しいかな。』

エマは何故か嬉しそうにしている。エマはなんで？と聞く。

『朝、私が無茶しちゃった時...3人が助けてくれたでしょ？でも真っ先にノーマンさんが私の前に出てきて私を守ってくれて...。それが嬉しかったから、また私に何かあった時も...守って欲しいなって...。』

エマは黙って私を見ている。
変なこと言っただろうか。もしかしなくても、こんな事言うのはおこがましいかな...
そう思ってると、エマが力強く私に言う。

エマ「ノーマンならAの事、絶対守ってくれる！絶対！！」

どこからその自信は来るのか...。そう言ってくれるのは嬉しいけど。

『そうだといいな。』

更にレイにして欲しいことは？と聞かれ思う。そう言えばレイさんと全然会話できてない...。
わかんない。と私は応えた。