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- Yuu side -
一人の男が誰かに告るからって、こんなにも大きな騒ぎになるとは、知らなかった。
授業が終わると、皆俺の周りに集まってきた。
「夕、聞いてる?」
「あー、うん。」
俺のクラス全員、協力してくれるらしい。
こんな大規模なことなのか。。。?
「授業が終わったし、私達は全員、出てくからね。」
「ちゃんとやるんだよ」
「ん。」
「頑張って!」
「応援してるぞ。」
「ちゃんとな。」
皆から一言ずつ言われると、急に緊張してきた。
「おい、貴斗。待てよ。」
「なに?」
「なんて言えばいいの?」
「は?おまえ、正気?」
「うん、コクったことねーし。」
「好きです、付き合ってください。でいいんだよ。」
「わかった。」
皆が出てったあと、貴斗が言われた言葉を繰り返す。
雪に向かって。
雪は、床を見つめて、俺を見ようとしなかった。
実際は何秒台だったんだろうけど、雪は、すぐは答えなかった。
なに考えてんだろ。。。
すると、突然、津波のようにネガティブな考えが襲いかかってきた。
やべー。
雪が俺のこと好きって、ただの噂だったし。
本当は違うかもしれない。
しかも、俺、雪のことなんも知らない。
俺、なにをそんなに自信もってたんだろ。
落としやすいなんて思ったんだろ。
なんで、急にこいつのこと好きになったんだろ。
意識すれば好きになれるもんなんだろうか。
「私も好きです。これからは、彼女として、よろしくお願いします。」
棒読みだったが、緊張してたせいだろう。
ふぅーーー。
やっと終わった。
告白って、サッカーより疲れるかも。
my worries....→←I love you....
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黒木玲奈(プロフ) - 皆さん、読んでくださって、本当にありがとうございます!続編も、どうぞよろしくお願いします。コメント、ダメ出し、評価、お待ちしております! (2018年9月20日 20時) (レス) id: 8e74367c43 (このIDを非表示/違反報告)
黒木玲奈(プロフ) - うみさん» いいえー! こちらこそ、読んでくれてありがとう! (2018年9月18日 16時) (レス) id: 8e74367c43 (このIDを非表示/違反報告)
黒木玲奈 - うみさん» 読んでくれてありがとお (2018年9月18日 12時) (レス) id: a0fe8cd07f (このIDを非表示/違反報告)
うみ(プロフ) - 更新ありがとう!! (2018年9月17日 19時) (レス) id: bd96ab3a22 (このIDを非表示/違反報告)
黒木玲奈(プロフ) - 藤沢美帆さん» はいはい、頑張りますよー!w 待っててくれててほんとありがと!嬉しい!いま、続編の計画が完成したよ!脳内でw 楽しみにしててね! (2018年9月6日 17時) (レス) id: 267fae23b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒木 玲奈 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/aishou_kz
作成日時:2018年4月12日 21時