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- Yuu side -
「今日は自由席てすよー。好きな所に座ってくださーい。」
「貴斗、お前どこ座る?」
「わからん。」
教室を見渡すと、雪の隣の席が、ちょうど二人空いていた。
「あそこにしよう。」
雪の方向に指を指す。
「お、夕!やっと動きだしたかー」
「ちげーよ」
バックを机に置き、座る。
隣で雪が、ビックリしたようにこちらを見た。
ニコッってしたような気が。。。
気のせいか。
俺。。。。
貴斗にしか言ってないことがあって。
もう、一旦彩を
諦めようと思ったんだ。
もう、何年か好きで、ずっと好きだけど
中3になってまで、彼女いたことねーし。
ずっと、同じ所に止まってる気がするから
もう
ちょっと前に進もうかな、って思ったんだ。
彩は、なんとなく、手を出しにくいし。
《だから、俺、雪がいいなあ、とも思い始めた》
《え、マジ?》
《貴斗、どう思う?》
《いいんじゃね?そろそろね、確かに。やってみろよ。》
《うん。》
《しかもさ、夕。雪、好きだよ。お前のこと。絶対。》
《うそだろ?》
《マジだって。》
それ以来、雪に近寄るたび、貴斗からの視線が凄くて。
そのせいで、あんま雪と話せなくなった。
別に、最初っからあんま話さねーけど。
typical Saturday.....→←heartbreak.....
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黒木玲奈(プロフ) - 皆さん、読んでくださって、本当にありがとうございます!続編も、どうぞよろしくお願いします。コメント、ダメ出し、評価、お待ちしております! (2018年9月20日 20時) (レス) id: 8e74367c43 (このIDを非表示/違反報告)
黒木玲奈(プロフ) - うみさん» いいえー! こちらこそ、読んでくれてありがとう! (2018年9月18日 16時) (レス) id: 8e74367c43 (このIDを非表示/違反報告)
黒木玲奈 - うみさん» 読んでくれてありがとお (2018年9月18日 12時) (レス) id: a0fe8cd07f (このIDを非表示/違反報告)
うみ(プロフ) - 更新ありがとう!! (2018年9月17日 19時) (レス) id: bd96ab3a22 (このIDを非表示/違反報告)
黒木玲奈(プロフ) - 藤沢美帆さん» はいはい、頑張りますよー!w 待っててくれててほんとありがと!嬉しい!いま、続編の計画が完成したよ!脳内でw 楽しみにしててね! (2018年9月6日 17時) (レス) id: 267fae23b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒木 玲奈 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/aishou_kz
作成日時:2018年4月12日 21時