音柱の継子【宇髄天元】

Happy Birthday【番外編】２ ページ10

「それで、結局どうする？」



まきをさんがそう言う。

計画を再開させれたは良いものの、やはり何をすればいいのかわからない。



「もう普通に��お誕生日おめでとうごさいます！��でいいんじゃないですか？」

「確かに……サプライズって言っても結局何もわかりませんでしたし、それの方がいいのかもしれませんね」



確かに、須磨さんの言う通りかもしれない。

もう普通におめでとうごさいますって言おう。



「私、須磨さんが言ったみたいに、普通におめでとうごさいますって言います！」

「それでいいと思うわ。結局、天元様はAちゃんに祝われること自体が嬉しいと思うから」



それ本当だったら嬉しすぎます雛鶴さん……。



「あっ、でも、今年は去年よりほんの少し違う誕生日になるかもね」

「ほんの少し違う誕生日……？」

「それは秘密」

「え〜！まきをさんの意地悪！」



気になるじゃないですか！

でも、明日は楽しみだな……。

明日のことを考えると、ついワクワクしてしまう。

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