重 ページ48
「ーー４日後には音駒と練習試合。終わればすぐにＩＨ予選がやってくる。
勝つためにやることは一つ、練習、練習、練習。ゲロ吐いてもボールは拾え」
「オス！！」
そして、念願のＧＷ合宿が始まった。
みんないつもより気合が入ってる。
「A、飯楽しみだなー！」
「ハイ！あのグルむちゃくちゃ騒がしいです」
「だな〜、面白いからいいけどな！」
菅原先輩にタオルを渡す。
グル、というのは前に菅原先輩に入っておいてくれと言われたＬＩＭＥの【飯】グルだ。
メンバーは私と菅原先輩、一くん、花巻さん、松川さん。
前回の練習試合でなぜか意気投合した面々だ。
「A、サーブ練付き合ってくれ」
「ん、おけ！じゃあまたあとで！頑張ってくださいね！」
「おう！ありがとな！」
７時から私と潔子先輩と武田先生で夕ご飯作りをしなきゃいけないから、
それまでは練習に付き合う。
人数がそこそこいるので、半分ずつ交代で烏養コーチにみてもらうが、
そのほかは自主練だ。
「忠！！」
「ん？なにー？」
烏養コーチが使ってない方のコートは自由に使えるから、同級生で対人やったり、サーブやレシーブの練習をしたりそれぞれしている中で、
忠はやはりサーブの練習をしていた。
「サーブ練習しない？飛雄といっしょに！」
「え、影山と？」
おそらく忠はあんまり飛雄と喋ったことがない。
少し戸惑ったように飛雄の表情を伺い、「お、おれ下手くそだよ？なんも得意技ないし……」って、またチラチラ飛雄を見る。
「いいよね？」
「？おう」
「……じゃ、じゃあ、よろしく……」
いっしょにするっていっても、私が二人まとめてサーブを見るだけなんだけど。
いうて、私も横から見たときに、今まで見てきた強烈なサーブと比べてここをこうするといいんじゃないかな〜的なことしか言えないけど！！
二人並んだところで、パン！と手を叩く。
と、二人とも同時にサーブトスをする。
「( 忠、ちょっとミスったな。いや、でも…… )」
一応入った。
けれども。
飛雄はばっと勢いよくこちらを向いて感想を求めてくる。
「まず飛雄。いいとこに落ちてた。けどパワーはもうどうしようもないね。サーブトスもうちょい高めで、ボールのここ狙ってみたらいいかも」
→
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き(プロフ) - 愛さん» ＾＾＾＾＾＾ (2020年2月24日 14時) (
レス) id: b253a946a6 (このIDを非表示/違反報告)
愛(プロフ) - 赤梟ってもしかして！！.... (2020年2月24日 13時) (レス) id: ebf2abea67 (このIDを非表示/違反報告)
き(プロフ) - みゆみゆさん» ありがとうございますううう！！こちらからお願いしますはアマゾン不可避です (2020年2月23日 15時) (レス) id: b253a946a6 (このIDを非表示/違反報告)
みゆみゆ(プロフ) - もちろんです！というかこちらからお願いします！ (2020年2月23日 13時) (レス) id: a635d8fb67 (このIDを非表示/違反報告)
き(プロフ) - みゆみゆさん» ほわあああ！！！ ありがとうございます！！か、可愛くなってる……あの、作品内で紹介させていただいてもよろしいでしょうか？ (2020年2月23日 12時) (レス) id: b253a946a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きたの | 作成日時：2020年2月17日 12時
