関 ページ25
教室に入るとみんなパラパラと「おはよ〜」「今日もちっちゃいね〜」と挨拶をしてくれる。
「おはよ〜、ちっちゃいは余計！」って笑いながら席に着く。
隣の席のツッキーは、ヘッドホンをして音楽を聴いている。
……大丈夫、いつも通りにやれば。
「おはよ！ツッキー！」
「……」
１回目はシカト。いつものことだ。
リュックを置いてから、今度はツッキーの席に手をついた。
「ツッキー！お！は！よ！」
「……なに」
ツッキーはヘッドホンの片耳を浮かせて、不機嫌そうに私を睨み上げたーーようにみえた。
いやいや、これはきっといつものこと。目つきが悪いから睨んでるように見えるだけ……のはず！ 私の思い込みだきっと。
自分にそう言い聞かせ、にっと笑顔を作る。
「おはよ！」
「……はよ」
なんだこいつ、と言わんばかりの目である。
あぁ、なんか言われるかも、って一瞬ドキドキしたけど、
返ってきたのはいつもと同じ(?) そっけない挨拶。ツッキーの視線はすぐにスマホへと戻される。
挨拶かえってきた……！
ここぞとばかりに机の前にしゃがんでツッキーの視界にネジ入る。
「あのね、ツッキー。
私うざがられても言いたいことはちゃんと言いたい」
「は？」
ヘッドホンを戻そうと手をかけて、そのまま私を見下ろすツッキー。
……め、目つき悪。
「……あ、そう。好きにしたら。
僕は別にどうしろとは言ってないし」
あからさまに興味なさそうな感じで言い捨てる。
……やっぱ嫌われちゃったよなぁ。
真っ直ぐなの嫌いだってはっきり言われた上で、私は真っ直ぐ生きることに決めたから、
たしかに合わないかもしれない。けど、
だからと言って私とツッキーが敵対するわけじゃあない……と、私は思ってる。
「うん、教えてくれてありがとう」
「何が」
「正直私、なんとかなるってしか思ってなかったから、何したらいいかちゃんと考えれた！」
また口角を上げて、にっと笑う。
「私は先輩のこと試合でしか見たことないし何もわかんないけど、
でも、今の烏野に足りないことはわかるからさ
だから、私は " マネージャー " として、みんなを支えるために東峰先輩を連れ戻す！」
ツッキーはしばらく私を白眼視して「へぇ」と一言呟くように言って視線をまたスマホに戻した。
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き(プロフ) - 愛さん» ＾＾＾＾＾＾ (2020年2月24日 14時) (
レス) id: b253a946a6 (このIDを非表示/違反報告)
愛(プロフ) - 赤梟ってもしかして！！.... (2020年2月24日 13時) (レス) id: ebf2abea67 (このIDを非表示/違反報告)
き(プロフ) - みゆみゆさん» ありがとうございますううう！！こちらからお願いしますはアマゾン不可避です (2020年2月23日 15時) (レス) id: b253a946a6 (このIDを非表示/違反報告)
みゆみゆ(プロフ) - もちろんです！というかこちらからお願いします！ (2020年2月23日 13時) (レス) id: a635d8fb67 (このIDを非表示/違反報告)
き(プロフ) - みゆみゆさん» ほわあああ！！！ ありがとうございます！！か、可愛くなってる……あの、作品内で紹介させていただいてもよろしいでしょうか？ (2020年2月23日 12時) (レス) id: b253a946a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きたの | 作成日時：2020年2月17日 12時
