合 ページ22
「んローリングッサンダァァアアゲイン！！！」
体育館に西谷先輩の声が響く。
か、回転レシーブ……いやコントロールは抜群だけども……
「西谷先輩って、いつもあんな感じだったんですか？」
「うん、すごくうるさい」
個人練習なので、私は体育館の端で潔子先輩とお話していた。
綺麗な顔して、すごいズバッと毒を吐く……！
「でも、漢気あってかっこいいですよね。あの反射神経もレシーブも、やっぱり何度見ても飽きません……！」
「……Aちゃんは西谷みたいなのがタイプなの？」
「へ！！！」
た、タイプ？
突然の恋バナに一瞬聞き間違いかと思った。だって、あの潔子先輩がそんなことを聞いてくるとは思わない。
「や、た、たしかにかっこいいとは思いますが……自分の好きなタイプって難しいですよね……」
「んー、それはちょっと分かる」
「潔子先輩は好きなタイプとかあるんですか？」
これが聞き出せたらかなりの有力情報になるぞ……と少し期待して見上げるが、返ってきたのは想像はついたが「ないかなぁ……」だった。
潔子先輩高嶺の花すぎて釣り合う人を探すのが大変そうだ。
でもどうしても気になるので、部員の名前を出して絞り込もうとしたが、私が尋ねるより先に
「強いて言うなら、可愛い子。
Aちゃんみたいな」
と付け足した。
いたずらに ニッ と笑う潔子先輩。
「そ、それはずるいです……」
自分でわかる。
今私顔面ゆでだこ状態だ。
ただひたすらに照れていると、体育館に武田先生が入ってきて集合がかけられた。
武田先生が来るときは、大抵用事があるときだ。また練習試合……？！と期待に胸を膨らませていたが
「みんな今年もやるんだよね？！ＧＷ合宿！」
合宿！！
高校の部活っぽいその二文字に、期待がさらに膨らむ。
「それでね……ＧＷ最終日！練習試合組めました！！」
「おぉ……！」
「あ、相手は？！」
「東京の古豪" 音駒高校 " 」
「ぶっ……」
思わず声が出そうになり、慌てて手で押さえた。
え、は、ねこま？
烏野の因縁のライバルって言ってるから、間違いない。
音駒を知ったきっかけはやっぱり烏野だったけれど
音駒は私の " お気に入り " の学校のひとつだった。
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き(プロフ) - 愛さん» ＾＾＾＾＾＾ (2020年2月24日 14時) (
レス) id: b253a946a6 (このIDを非表示/違反報告)
愛(プロフ) - 赤梟ってもしかして！！.... (2020年2月24日 13時) (レス) id: ebf2abea67 (このIDを非表示/違反報告)
き(プロフ) - みゆみゆさん» ありがとうございますううう！！こちらからお願いしますはアマゾン不可避です (2020年2月23日 15時) (レス) id: b253a946a6 (このIDを非表示/違反報告)
みゆみゆ(プロフ) - もちろんです！というかこちらからお願いします！ (2020年2月23日 13時) (レス) id: a635d8fb67 (このIDを非表示/違反報告)
き(プロフ) - みゆみゆさん» ほわあああ！！！ ありがとうございます！！か、可愛くなってる……あの、作品内で紹介させていただいてもよろしいでしょうか？ (2020年2月23日 12時) (レス) id: b253a946a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きたの | 作成日時：2020年2月17日 12時
