カラスが36羽 ページ39
夢主side
谷「Aちゃーん！起きてくださーい！」
仁花の...声？なんか...いつもより、来るの早い気がする...
『...やっ、あと...さん、じかん...』
谷「("やっ"て...！！"やっ"て可愛すぎる...！！)」
谷「ダメ！！今日はバレー部の朝練見に行くんでしょ？おにぎりも作るんだから、Aちゃん起きて！」
...バレー部の...朝練...、おにぎり...？
眠たい頭で思考をぐるぐるさせる。
.................ミニゲームっ？！
そこで意識が覚醒した私。
バアっと飛び跳ねるように体を起こす。
谷「あ、起きた。おはようAちゃん！」
『お、はよ...仁花』
朝からニコニコでなんだか肌がツヤツヤな仁花。
『仁花...、何かいい事あった？』
谷「ん？どうして？」
『...や、なんか機嫌良さそうに、見えたから』
谷「んふふ〜...Aちゃんには秘密！！(昨日のAちゃん...可愛かったなぁー！！)」
『...気になる』
谷「ほら、そんなことより早く身支度整えて！おにぎりちゃっちゃと作っちゃおー！」
『お、おー...！」
.
.
.
.
.
.
.
『...じゃ、じゃあ先行くね？』
谷「うん！気をつけてね！あ、お弁当はお昼休みに渡すから！楽しみしててね？」
『う、ん...！いってきます』
谷「いってらっしゃい」
現在朝の5時半、学校までの道のりはバスで20分程度。
朝練の正式な時間がわからず、とりあえず早めに行けばいいと思い、6時を目安に家を出た。
いつもなら筆記用具と少しの教材が入った、軽いリュックだけだったが、今日は翔陽と飛雄の為に作ったおにぎり(多め)と、私の朝ご飯のサンドイッチ、温かいコーンスープが入ったトートバッグをぶら下げている。
『...翔陽と飛雄、喜んでくれるかな...？』
少しだけ笑みがこぼれるのがわかった。
軽い足取りでバス停に向かう。
今日はまだ髪をピン留めで留めていない為、長い前髪が私よ視界をゆらゆら揺れる。
...お恥ずかしながら、不器用すぎて翔陽のように、綺麗に付けられなかったのだ。
...女子力無いってのは禁句だからね？？？
バス停に着くと、丁度バスが来ていた。
バスの中へ入り、1番奥の端の席へ向かい座る。
朝5時半のバスの中は無人で、4月特有の寒さと薄暗さが相まり...少しだけ怖くて、烏野に着くまで、終始ビクビクしていた。
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死柄木朧(プロフ) - せんせー。さん» え、ありがとうございます！どこで式挙げますかね (2022年6月1日 21時) (
レス) id: d2d08f032a (このIDを非表示/違反報告)
せんせー。(プロフ) - 死柄木朧さん» レス遅れて申し訳ない！！ありがとうございます！！！！結婚しましょう！！！ (2022年6月1日 19時) (レス) id: 420ddb3e24 (このIDを非表示/違反報告)
死柄木朧(プロフ) - イラスト神すぎません？！いや神ですマジ羨ましい…結婚してくだs……すみません調子こきました (2022年4月10日 21時) (レス) @page2 id: d2d08f032a (このIDを非表示/違反報告)
せんせー。(プロフ) - さくらもぉちさん» そう言っていただけるとモチベーションバク上がりします！！！！ (2021年10月18日 14時) (レス) id: 34ba8f3c5f (このIDを非表示/違反報告)
さくらもぉち(プロフ) - イラストめっちゃ可愛いです。想像していた女の子の倍可愛すぎて悶えてます。 (2021年10月18日 1時) (レス) @page2 id: 00493a13a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：せんせー。 | 作成日時：2021年1月7日 5時
