カラスが35羽 ページ37
夢主side
とめどなく、温かいものが溢れてくる。
谷「...だから、諦めないでほし、いn...ってえ？！Aちゃん？！どうして泣いてるのですか？！」
『う、う"うん...！！な、ンでも..ないの...』
谷「な、何でもなくないよ...！！ああ、目ー擦っちゃだめ！タオル持ってくるから...！」
ドタドタと仁花は洗面所へ行く。
今まで、自分が嫌われることを恐れて、自分の事を話そうとしなかった。
それでも話しかけてくる人がいるから、壁を作っていた。
今日まで、私はよく知りもしない誰かに怯えて生きてきた。
でも違った。
知りもしないんじゃない。私が知ろうとしなかっただけなんだ。
私には、仁花とクロと、研磨だけが、全てだった。
それ以外は悪だと、勝手に決めつけていた。
今思うと、本当に滑稽だ。
勝手に壁を作って、勝手に距離を置いてるくせに、勝手に怯えて。馬鹿みたい...
...でも、今日わかった。
人は、恐いだけじゃないんだって。
谷「ほら、これで涙拭いて？」
『あ、あり、がどぅぅ..！！」
仁花は私を優しく抱きしめ、頭を撫でる。
谷「うん、よしよし。今日は私がお姉ちゃんですよー」
『うぅ...ﾋｯｸ...う、うう"ぅぅ』
.
ああ...人って、こんなにも...暖かいんだな...
.
.
.
.
.
.
ー1時間後ー
谷「落ち着きましたか？Aちゃん」
『は、はい...オチツキマシタ...///』
いっぱい、いっぱい泣いた。
こんなに泣くこと、たぶん今までもこれからもないだろう。
『ご、めんね、仁花...情けなくて...』
谷「そんな事ないよ。Aちゃんはいつだって、可愛くてカッコよくて、頭の良い私の自慢のお姉ちゃんです。」
谷「今日は、ちょっと甘えたかっただけ...。お姉ちゃんでも、そんな日がないと疲れちゃうよ』
にへぇと笑う仁花。
そういえば、明日のこと...
『あ、のね...明日の朝、ね...バレー部のミニゲームが、あるの』
コクコクと頷く仁花。
『それでね...、2人に見に行くって言ったの...だからね、明日早く学校、行きたい...』
谷「わかった！あ、じゃあその2人に差し入れで、おにぎり持っていこうよ！」
『邪魔じゃないかな...？』
谷「大丈夫だよ！」
この夜、谷地家から幸せオーラが溢れていたとか
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死柄木朧(プロフ) - せんせー。さん» え、ありがとうございます！どこで式挙げますかね (2022年6月1日 21時) (
レス) id: d2d08f032a (このIDを非表示/違反報告)
せんせー。(プロフ) - 死柄木朧さん» レス遅れて申し訳ない！！ありがとうございます！！！！結婚しましょう！！！ (2022年6月1日 19時) (レス) id: 420ddb3e24 (このIDを非表示/違反報告)
死柄木朧(プロフ) - イラスト神すぎません？！いや神ですマジ羨ましい…結婚してくだs……すみません調子こきました (2022年4月10日 21時) (レス) @page2 id: d2d08f032a (このIDを非表示/違反報告)
せんせー。(プロフ) - さくらもぉちさん» そう言っていただけるとモチベーションバク上がりします！！！！ (2021年10月18日 14時) (レス) id: 34ba8f3c5f (このIDを非表示/違反報告)
さくらもぉち(プロフ) - イラストめっちゃ可愛いです。想像していた女の子の倍可愛すぎて悶えてます。 (2021年10月18日 1時) (レス) @page2 id: 00493a13a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：せんせー。 | 作成日時：2021年1月7日 5時
