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「新しいクラスメイトを紹介しま〜す♡」
彼が手を叩くと皆は静かになった
…流石フェロモンの力ということか
彼は僕の背中を軽く叩いた
「白兎
＿＿＿よろしく」
「かわいい〜」
「俺タイプかも//」
「…パートナーになれないかな？//」
「おお〜」
帽子屋がくれた能力石のおかげで
なんとか存在感が出せたかな？
「はーい 静かに〜！
ちなみに彼は
"超"がつくほど かわいいけど
残念ながら"男の娘"です♡」
「「えーーー！？男ーー！！？」」
…え？ どうみても男でしょ？！
「彼は見ての通り
生まれつき脚が不自由なので
みんな気をつけてあげてね♡」
「「はーい！」」
「先生！
パートナーはどうするんですかー？」
「え？パートナー？
ん〜 まだ 決めてないけど♡」
「俺 やりたい！//」
「僕も！」
「あたしよ！」
「私も〜」
「ん〜〜
誰か候補いる？」
三月ウサギと目が合った
あ…
チェシャ猫もいる
「特に……」
「じゃぁ 君のパートナーは"僕"で決まり♡」
「「はーーー？！」」
意味はわからないけど
…正直 その方が楽
しばらくして帽子屋は出ていった
「ナルの奴ひでよな〜」
「教師の横暴だ〜」
「ねーねー A君！
アリス何？？」
「星階級何〜？」
「男の子って本当？」
「ねーねー//」
このトランプ達
う…ウザい……
「1人ずつ話して欲しいな」
と適当に愛想笑いを浮かべた
黄色い声が耳に響く
「アリス何？」
「"紙"と"糸"を自在に操るアリス」
それ以外は言うなって言われたからね？
「見せて見せて！」
「私もみた〜い」
「え…
面白くないよ？」
「いいからいいから！」
ザザッ…ザッザッ
「「おお〜」」
毛糸のクマのぬいぐるみをつくって
(中に紙を詰めた)
紙吹雪を散らした
「すっご〜い♡」
「かわいい〜♡」
サッ…
それらを消した
「あ…っ」
「僕がアリスで作ったものは
すぐ消えちゃうんだよね」
「本来の使用目的は違うもの」と小声で言った
「残念〜」
「もったいない〜」
「じゃぁ "潜在能力"系かぁ…」
「きゃ〜 一緒だわ♡」
「ううん
違うよ
僕は"危険能力系"なんだってさ＿＿＿」
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舞華鳥(ﾏｲｶﾁｮｳ)(プロフ) - あづめ.さん» ありがとうございます！！ 今回の作品は1年間練った様なものなので楽しんで頂けると嬉しいです☆ (2019年2月18日 19時) (
レス) id: 1fb8c4817e (このIDを非表示/違反報告)
あづめ.(プロフ) - 舞華鳥さんの学園アリス大好きです！今作も楽しく読ませてもらいますヾ(*´ー｀*)ﾉ (2019年2月18日 19時) (レス) id: cefdfa88b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：舞華鳥(鳴海・LＭ・はるか) | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/dasakusha/
作成日時：2019年2月16日 19時
