《学園アリス》Where is "Alice"?《男主》

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"チェシャ猫"と会った




すると無性に"あの子"に会いたくなった




だから 僕はウサギ(の霊)を使った



何故か…(霊を)引き寄せる体質だからね





「ウサギさん まって！



まって…てば！」





＿＿サッ




ウサギを"消した"


彼女は愕然としている





「ごめんね」





「え…？」





「ごめんね "アリス"ちゃん」





おびき寄せる様な真似をして





「どうして…



あなたがあやまるんですか？



それに ウチ



ウチは…




＿＿＿＿"アリス"とちゃいます」









『君は"アリス"だよ』









探してた





僕を止めることができる





唯一の存在







《本物のアリス》









「＿＿＿＿ねぇ 僕を見つけて






君が僕を"消して"







そうしないと





僕は





沢山の人を"コロ"し続けてしまう








＿＿＿＿＿"アリス"ちゃん」









「だから


ウチは"アリス"とちゃいますて！



ウチには…！」









「僕は知ってるよ





"君の名前"





誰よりも君を見守ってきたからね」






ずっと＿＿＿






「じゃぁ…



どうしてウチを"アリス"っていうんですか？」









「君が白ウサギを追いかけて



僕の目の前に現れたから…かな？




まるで童話の"アリス"みたいに」








「ウチが…？」








「そう 君が"アリス"なんだ



僕にとって＿＿＿＿」







「…ウチには


これっぽっちもりかいできません」







「いいんだよ 今は＿＿



あ… そろそろ行かなくちゃいけない」







「えっと…


…もう いってしまうんですか？」






「うん



"女王様の命令"は絶対だからね」







「じょおー様のめーれー？」






「そうだよ



女王様は命令を聞かない者の



首をハネてしまうんだ





実際にそれをするのは




"僕の仕事"なんだけどね」






「そんな…


そんな仕事やらなくたって…」








「そのために"君の力"が






＿＿＿"アリス"の力が必要なんだよ






僕には僕を止めることができない





だから





いつか 君が止めてよ





君が僕を止めてよ








＿＿＿＿＿＿＿《蜜柑》」







真実を知れば






「どうして



＿＿＿＿ウチの名前を？





あなたは知って…






あなたはだれ？






あなたは＿＿＿？」







君は僕を許さないだろう








「＿＿"アリス"は僕に質問してばかりだね」






だから"アリス"であると肯定する






僕を＿＿＿＿

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