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17:行方知れずのspotlight ページ17

KIDが盗んだのはいつか
詳しくは分からないけれど、

でもどっちにしろKIDが盗む前に
私が確認したのだとしても
偽物らしき物を盗むKIDは興味はないかな
と思った


盗んだ後の確認であっても
偽物らしき物をそのあとに
もう一回盗む芝居をする彼も…
正直、ウエイトレスで飽きた
こうなってくるとマジシャンとしてというより、芝居の世界だからね

だから私はただマスコミの餌食になるだけだと
見に行かなかった
またいつか機会があるだろうし
人混みに揉まれて今は踏んだり蹴ったりだろう


……
そして今、彼の持っている鈴木財閥から手にした宝石も偽物

とは言いにくいが純度が低いと私は考える
真っ暗の中、月の光だけだが
やっぱりこの状況でも純度が高ければ
性質を十分発揮させるだろうから


「…それ…少し貸してもらえますか?」
ちゃんと確かめておこう、そう思った


「…どうぞ」

「あっさりなんですね、仮にも盗んだものなのに」

「ええ、目当てではないし、RUIさんがみたいのであれば」
思いの外あっさりとKIDが差し出してくれたその宝石を手に取り、光を当てる



(…光らない訳じゃない…か…
だから偽物だとは言わない
だけどね…)


「……ありがとうございます」
そういって彼に返した


(私の探しているものはこんなもんじゃない)



「何か分かったことがありましたか?」
彼がすかさず聞いてくる

「まあ…」

「此処に来た時もみてましたよね、停電させたのはRUIさんですよね?」

「いたんですか?」

「はい、いつ盗むか探ってましたから、今日の防犯装置は単純なものでしたから
暗証番号が分かればいいだけ」

「そういえば鈴木相談役さん、私たちの絡みをねらったんじゃ
やたらとどうすれば君が困るかいわれましたし」

「なにかいったんですか?」

「とんでもない、自分の首しめるようなものですから
そこらへんはからっきしといいましたよ」

「なるほど、けーぶたちもすぐに中に入れなかったそうですしね
RUIさんに配慮されていたのでしょうね
して、なにかお探しですか?」

「私も行方知らずのspotlightを探していました…

別に見つけたからといってどうという訳ではありませんが
でも、私の思っていたものとは違い、
正直期待はずれでしたね…」



KIDは真剣に聞いていた

さっきから思ってたけど
彼はさっきの行動からみても
ただ宝石を狙っている、

そういうわけじゃなかったみたいだった

(何かを探してるのかな?…宝石の何かを)

18:彼は何を探している?→←16:私が此処に来た理由



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設定タグ:怪盗キッド , 名探偵コナン , 恋愛   
作品ジャンル:アニメ
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魔理沙(プロフ) - はい! (2015年3月18日 23時) (レス) id: 243fc5b385 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)ラズリー(プロフ) - パート2でもよろしくね (2015年3月18日 23時) (レス) id: 607bffb9fa (このIDを非表示/違反報告)
(名前)ラズリー(プロフ) - あはは苦笑 頑張って(>_<)/~~ そんな君に続編のお知らせだよ~ (2015年3月18日 23時) (レス) id: 607bffb9fa (このIDを非表示/違反報告)
魔理沙(プロフ) - また、明日が、来る~。゚(゚´Д`゚)゚。 (2015年3月18日 22時) (レス) id: 243fc5b385 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)ラズリー(プロフ) - お疲れさん~ (2015年3月18日 21時) (レス) id: 607bffb9fa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ラズリー | 作成日時:2015年3月8日 16時

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