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「ただいまー。」
私達が家に着いたのは午後5時半くらい。
十四松が出迎えてくれた。そして、私の持っている荷物を全部運んでくれた。
さっすが力持ち。ただのニートじゃないな…
いや、ニートはニートか。
「あ、おかえり。どうだった?」
中身は知らないが、読んでいた雑誌から顔を上げたチョロ松が私に聞く。
「うん、別に普通だった。…ってか、買い物できないとか…論外。」
「そ、そか…」
チョロ松がおそ松の持つ紙にスタンプを1つ押した。
*
「松野家会議第326回、開催します!!」
夕食を済ませた後、私含む計7人が居間に集めさせられた
そんな中、おそ松の声が部屋に響く。
「なにそれ。ってか、そんなにやってたの。これ。」
「いや、これで2回目だ。」
隣に座るカラ松がカッコつけだか知らないけど、さっと髪を靡かせて答える。
そしてカラ松の隣に座っているトド松が「イッタいよね〜」と、お決まりの文句を口にする。
果たして、おそ松との仲がどうなったのか私は知らない。
「諸君、本日の議題は他でもない、カリスマレジェンドなこの、俺についてだぁあああ!!」
…。
「はい解さーん。」
「ちょ、待て待て待て待て。これほど重要な議題は前代未聞だぞ!!」
いや、絶対マジどうでもいい内容でしょうな。
「まぁ、ぶっちゃけ、俺が家事してみた結果についてだ。」
「僕はおそ松兄さんはいつも通りニート生活してればいいと思う。」
ふて腐れた顔をしてトド松がそう言う。うん、私もそう思う。(切実)
「ま、人には向いてる、向いてないがあるからね。」
チョロ松があきれ半分で呟いた。
「うん…兄さんは何もしなくて良い…」
一松が猫を撫でながらそう言う。
「まぁ、brotherを泣かせてしまった罪は思いな…」
「えー。何だよ、そんな言い種だと、俺、役にたってないみたいじゃねぇかよ…みんな酷いなぁ。…十四松は?お前は俺の味方だよな!!」
「えっと…俺は…俺は…みんなと同じで。」
「クソー…。みんなひでぇよぉ…」
おそ松が部屋の隅までゴロゴロと横になって転がった。
「みっともないよ長男。」
「うるせぇ。あと三時間はふて腐せろ。」
おそ松のお手伝い企画完
あれ?1日で終わっちゃった…?
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モノクロアリス(プロフ) - クレインさん» コメントありがとうございます!!おそラジのネタとして是非とも使わせていただいますね!! (2016年6月7日 6時) (レス) id: 588f4773fd (このIDを非表示/違反報告)
クレイン - おもしろくて、いつも更新楽しみにしてます!おそラジで、夢主の兄ランキングとかおもしろそうだなって思いました! (2016年6月7日 6時) (レス) id: d25763b2be (このIDを非表示/違反報告)
モノクロアリス(プロフ) - 永遠(とわ)さん» 知ってるってwボードよらせてもらうよ~w (2016年5月30日 14時) (レス) id: 588f4773fd (このIDを非表示/違反報告)
永遠(とわ)(プロフ) - モノクロアリスさん» さすがにコメントで本名はまずいとネト名に変えました!笑材木推しのあいつです、あいつ笑笑これからも楽しみにしてまーす! (2016年5月30日 14時) (レス) id: 5a41f2a18f (このIDを非表示/違反報告)
モノクロアリス(プロフ) - 永遠(とわ)さん» コメントありがとうございます!地道に更新していくのでよろしくお願いします! (2016年5月30日 14時) (レス) id: 588f4773fd (このIDを非表示/違反報告)
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