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「おぉ…おっきい家ですね…。」


なんだかんだで、Aが彼の家に訪れるのは初めてなのだ。


「そうだろう?なんたって、俺はNo.1なんだからな!!」


そんなたわいもない話をしながら、玄関から中に入る。


「I'm homeなんだぞー!」


「失礼します。」



二人が中に入ると、慌ただしくドタドタという足音が聞こえてくる。


「おいアメリカ!!急にどこに行きやがるんだよ!?…って、Aか?」


足音の正体は、どうやらイギリスの様だ。


彼は、いきなり「用事ができたんだぞ!!」と言って、せっかく遊びに来ていた自分と日本を置いて、どっかに行ってしまったアメリカに対して怒っているのだ。



「Oh…それについてはsorryなんだぞ。…けど、ちょっとAを助けに行ってただけなんだぞー…」


帰ってきて早々怒られ、彼はぶーたれているのだ。



「そうなのか…ま、お前らしいな。…そうだ!お前がいないうちに、アイツらが来たんだよ…何で来るんだよ…」



彼の言うアイツらとはいったい、誰のことなのだろうか。さっぱりわからないアメリカとAは顔を見合わせ、首を傾げる。


「良いから早く来いよ!」と言いながら、イギリスはAとアメリカの腕を引っ張る。



たどり着いたのは、アメリカの家のリビング。そこは、大きなテレビとソファーが置いてあり、かなり快適に過ごすことができそうな部屋だ。


で、そこにいたのは、日本と…


「やぁ、アメリカ。暇になっちゃったから、お兄さん、遊びに来ちゃった♪」


そう。フランス率いる、悪友達。


やはり、機械化社会の中、そうそう忙しい国も人もいないようで…



「なーんだ。君達だったのか。いやぁ、意外なんだぞ。」


「いや、彼らが入れてくれなければ死んでしまう!的なことを言っていたので…アメリカさんに連絡をとろうかと思ったのですが、電話にも応答してくれなかったので…とりあえず、中に入れておいたのです。…なんか、すみません。」


日本がわかりやすく説明してくれる。



アメリカは「もちろん大歓迎なんだぞ!みんなでゲームでもしようじゃないか!!」と大きな声で言った。


こうして、彼ら総勢7人。国6カ国。ロボット1機での激しいゲームバトルが始まったのだった。

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新月の団子(プロフ) - とても面白いです!続きのお話待っています!(о´∀`о) (2018年3月29日 20時) (レス) id: 3d5a1dcf59 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:モノクロアリス x他1人 | 作者ホームページ:  
作成日時:2016年4月5日 13時

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