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今日はいっぱい兄と話すことができた。
兄の仕事のことも聞くことができた。
今週は一時帰国の時期だったらしい。明後日からはまた海外へ戻るみたい。
「おっと…長居しすぎたな…じゃあ、ごめん、俺はこの辺で。」
「うん。……明日、私が住んでるとこ、おいでよ。」
「……時間があったらな。…今日はありがとう。…またな」
「うん、また。」
兄はプレートを持ってカウンターへ向かった。
「…トド松君、ありがとうね。君のおかげで話すことができたよ。」
「いえっ、僕は特になにも…」
トド松が否定すると、兄はふっと微笑んだ。
「………妹を、よろしくね。」
「…はいっ。」
少しの会話を交わしたあと、兄は店をあとにした。
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めみお(プロフ) - すごく心がほっこりしました((←面白かったです! (2017年3月5日 22時) (レス) id: 58e24e3a39 (このIDを非表示/違反報告)
壱乃夜 茲菜(プロフ) - なんかこういうの珍しいな〜って思ってなんか自然体で面白かったです。 (2017年3月4日 17時) (レス) id: fbb5573b95 (このIDを非表示/違反報告)
モノクロアリス(プロフ) - ルアさん» コメントありがとうございます!!とても…とてもっ励みになります!!((((これからも、頑張っていくので、よろしくお願いしますキリッ (2016年12月2日 20時) (レス) id: 588f4773fd (このIDを非表示/違反報告)
ルア - 面白かったです!更新楽しみにしてますね! (2016年12月2日 19時) (レス) id: 717ccb223a (このIDを非表示/違反報告)
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