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初めまして ページ3

いつも通りの道


もう慣れすぎているこの道、そんな嫌いでもない。


…けど、飽きたっちゃ飽きたかなぁ…

どうでもいいけどさ。




そして、目的地、スタバァに着いた。

ドアを開けると、フワッといいにおいが漂ってくる。
この感覚、すっごい好き。


「あっ、Aちゃんいらっしゃい。」

「アイダじゃーん。おはよ。」



もう、常連すぎて店員さんとも知り合い。
知り合いの特権を使って特別待遇…とかは無いけど、まぁ居心地は良いよね。


入ってすぐ、入口近くのアイダちゃんが担当しているカウンターに行く。



「今日は、どうする?」

「あー…いつもので。」

「はーいはい、ダークモカフラペチーノチョコチップ入り、トールサイズね。」


Aちゃんって見た目によらず甘党ね〜なんて言われる。

見た目…



私、甘党に見えないのかなぁ…




そんな時、ふと左の壁際に立っている一人の男の人が見えた。

エプロン付けてるし、カウンターの中にいるから店員なんだろうけど…



私の視線に気付いたアイダが説明をくれた。


「彼ね、トッティって言うの。慶應行ってるらしいのよ?…ちょっと、よくない?」

「トッティ…?」

「あぁ、本名は松野トド松君。最近、バイトで入ったのよ。」




へぇー…

トッティ…ね。



「注文は以上で良い?」

「ん。」

「じゃあ、あっちで待っててね〜。…あ、トッティのとこね?…ちょっと、話してみたらどう?」

「気が向いたらね〜。」


そうか、彼が淹れてくれるのね…



「トッティ〜ダークモカフラペチーノチョコチップ入りトールサイズよろしくね〜」

「あ、はーい。」


その間、私はカウンターを移動し、トド松とやらの前に来ていた。

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めみお(プロフ) - すごく心がほっこりしました((←面白かったです! (2017年3月5日 22時) (レス) id: 58e24e3a39 (このIDを非表示/違反報告)
壱乃夜 茲菜(プロフ) - なんかこういうの珍しいな〜って思ってなんか自然体で面白かったです。 (2017年3月4日 17時) (レス) id: fbb5573b95 (このIDを非表示/違反報告)
モノクロアリス(プロフ) - ルアさん» コメントありがとうございます!!とても…とてもっ励みになります!!((((これからも、頑張っていくので、よろしくお願いしますキリッ (2016年12月2日 20時) (レス) id: 588f4773fd (このIDを非表示/違反報告)
ルア - 面白かったです!更新楽しみにしてますね! (2016年12月2日 19時) (レス) id: 717ccb223a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:モノクロアリス | 作者ホームページ:  
作成日時:2016年10月16日 12時

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