検索窓
今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:26,674 hit

其の四十六 ページ15

「ねー、トト子ー。」

「なぁに。恋話?」

「ごめーん、何でもなーい。」

「ちょちょちょちょ、冗談だってば。話なさいよ。」

「うぃす」



トト子にも、全てのことを話した。

そしたらね、何て言ったと思う?






「あぁ、あの六つ子の末弟…んー…トト子わかんなぁーい!」

「この時間全力で損したわ。」




っていうかさ、あんな冷たい雪女なんかほっときゃよくね?とか、今思った。

だって、考えてたって何のメリットもないじゃん?




そう気付いた瞬間、すぅっと熱が引いていくように、心のモヤモヤが消えていった。


なーんだ、最初っから気にしなければ良かったんじゃん。
そうだそうだ。私には関係無い。ただ、意味ありげにあのくそ猫が言ってきたからだあんにゃろー許さん。



「マジでそれで良いのー?」

「あ、来た不法侵入。」

「えぇー、ひでえなぁ…」

「じょーだん。」


おいでと言って手招くと、おそ松は嬉しそうな顔をして部屋のなかに飛び込んできた。



「…っていうか、何でここにいるの?」

「んー…わっかんね!……わかる?」

「わかるわけない。」



目の前のこいつは「だよなぁー!」なんて言いながら尻尾をパタパタさせた。

こいつさぁ、年上で良いんだよね?(((((



○●○


「……ってこと。…何か、わかる?」

「……っぷはぁ。……ん?」

「……話、聞く気ある?」

「あぁ、もちろん!」

「じゃあ、さっき食べてたのは何?」

「さっきそこで拾ってきたヘビ。」

「…へぇ。」








…。







「いる?」

「いらない。」




いいから話聞けこの。

其の四十七→←其の四十五



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (55 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
106人がお気に入り
設定タグ:おそ松さん , 妖怪松
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

モノクロアリス(プロフ) - フヨフヨ(´Д` )さん» おー!888できれば、ここにログインしたやつでコメントしてくれないかな?そっから飛びますから! (2017年3月22日 20時) (レス) id: d795d01c61 (このIDを非表示/違反報告)
モノクロアリス(プロフ) - さくらさん» コメントありがとうございます!これからもがんばって更新していくので、よろしくお願いします! (2017年3月22日 20時) (レス) id: d795d01c61 (このIDを非表示/違反報告)
フヨフヨ(´Д` ) - ログインしましたよー、名前もハルバルに変えましたー!! (2017年3月22日 10時) (レス) id: daa35ab10b (このIDを非表示/違反報告)
さくら - 続きが楽しみです!!更新待ってマース! (2017年3月18日 22時) (レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)
モノクロアリス(プロフ) - フヨフヨ(´Д`)さん» お元気ですぅ((((お疲れ様~!第一志望合格しました!!888ウェイ。ログインできたらまたボードで話そ~ (2017年3月11日 13時) (レス) id: f594ebc912 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:モノクロアリス | 作者ホームページ:  
作成日時:2016年10月14日 7時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。