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神山「お邪魔します…」
藤井「どうぞどうぞ。」
そっか、とも 俺ん家一人で来たん初めてなんか。
何人かで来たことはあっても1人はないかぁ、
藤井「ほい。」
神山「おおきにっ」
ここに来るまでに少し寄り道して
ともが好きなケーキ屋さんでケーキを買った。
藤井「改めてお誕生日おめでとうっ」
神山「おおきに、!」
にっこにこしながらケーキを食べるとも。
藤井「美味しそうに食べるなぁ」
神山「やって美味しいんやもんっ」
ともの唇の端に付いた生クリームを指でとって舐める。
藤井「甘っ」
神山「っ、」
藤井「どしたん?」
神山「んーん、!」
どしたんやろ、とも。
.
.
神山「流星」
藤井「ん?」
神山「最近は、、大丈夫?」
藤井「…おうっ、ともが傍におってくれるおかげでな?」
ともが傍にいてくれるのは嬉しい。
けど、俺のせいで恋人さんとの時間を削ってしまってるんじゃないか、
藤井「で」
神山「ふふ、」
口を開こうとしたらともが俺の唇に人差し指を当てた。
神山「好きやで、流星。」
藤井「え…、?」
尋ねる隙もなくともは俺の首に手を回し軽い口付けをした。
生クリームの味がする、ともの唇。
神山「へへ、ッ」
唇を離すとともは照れ臭そうに笑みを浮かべた。
……とも、
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作者名:のあ | 作成日時:2019年9月8日 20時