分かってた... ページ29
うん、分かってたよ。
ちゃんとハイライトも確認するとあったので良かったと安堵する。
『じゃあ、帰りますかな』
「おい、ちょっと待て」
みんなを浄化できたし、取り敢えず宗近さんに会いたいと思ったのだけど、伽羅ちゃんが腕を掴んで阻止してくる。
『どした？ なんか不都合でもある感じ？ 』
「いや...きちんとアンタは戻ってくるんだろうな？ 」
『勿論ですとも！ だって清光達に約束したんだから...約束は守らなくちゃ』
「お人好しな奴だ...なら、もう少しここに滞在してくれないか。呪具の力が強すぎて、もしかしたらアンタの霊力が離れるとまだ汚れてしまうかもしれない。未だ...外から干渉できないみたいだしな」
『うわぁ呪具強い』
そしてその呪具を持っていた見習い怖い...。
はっきり言ってあんなのに関わって私可哀想なんだけれど。
「それに...この呪具は外側からだけじゃなくて内側からも出る事が出来ないんだ」
『呪具最強じゃねーか！ 』
うん、素でツッコむ程呪具の力に驚く。
伽羅ちゃんは、「まぁ、後1週間ほどでアンタの霊力なら本丸自体浄化されて元に戻るんじゃないか」 と言われました。
「呪具は恐ろしいぞ」
『恐ろしいね...』
そう話してると厨の方からおやつを作ったと呼ぶ声が聞こえる。
やっと3時か〜、結構濃い1時間だった。
『みんなと食べる？ おやつここに持ってこようか？ 』
馴れ合いたくなさそうだしな...。
あっ、勿論邪魔しないように私は大広間で皆で食べるけど...。
「アンタが行くなら行く」
『ふふっ、じゃあ行こうか』
そう言って私は手を引っ張る。
痛いという声が聞こえてきたが、それは私が握力お化けだと言いたいのかな？
そして、今日のおやつはずんだだった。
美味しかったです。
一応、長谷部にも呪具で操られてない事と、ハイライトもきちんと確認した。
あったのであの変態性は素だったという事がわかりました。
その後、夕餉ができるまで、鶯丸に茶に誘われたので飲む事にした。
『さっすが、鶯丸のお茶だね。久しぶりに飲んだよ』
「ああ、そうだな...」
心なしか少しそわそわしてる。
どうしたんだろう？
『どうしたの？ 』
「...すまないな主。俺は...あの時大包平に拒否されて分かった。謝っても許されない事をしたと。だが、俺は...」
『はーいストップ。鶯丸の気持ちは分かってるし、そんな鬼畜じゃないから許すし、手入れの時にあんなに謝られたんだから...ね！ 』
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小夜 - 面白いです！早く続き読みたいです！ (2020年4月26日 16時) (
レス) id: a4e120fc5e (このIDを非表示/違反報告)
シャノワール(プロフ) - カカオお豆さん» 加州推しなんですね！ 私も加州だけじゃなくて今本格的に新撰組男士にハマっておりますw (2019年9月9日 0時) (レス) id: f71b3e4232 (このIDを非表示/違反報告)
カカオお豆(プロフ) - 加州さん出てきたァ！嬉しすぎて踊る（？） (2019年9月9日 0時) (レス) id: 5ddd851753 (このIDを非表示/違反報告)
シャノワール(プロフ) - こだぬきさん» 私の性格と欲望を詰め込んだら夢主ちゃんが警戒心なしになっちゃいましたねw (2019年8月31日 23時) (レス) id: f71b3e4232 (このIDを非表示/違反報告)
こだぬき(プロフ) - 主人公さん…今剣ちゃんが可愛いのは分からなくはないんですけど、もっと警戒しましょう!?頼みますから！ (2019年8月31日 23時) (レス) id: 680cc78f50 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シャノワール | 作成日時：2019年8月30日 23時
