鬼退治には黍団子が必須です。[鬼滅の刃]

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「よもやよもやだ！こんなにも強いなんて思っていなかった！」

「Aちゃん凄いわ！流れるように技を出していて…！キュンキュンしたわ！」

「見事な技ではあったが、途中から息が乱れていたな。それでは下級の鬼どもに殺られてしまうのも目に見えているだろう。もっと鍛錬に励んだらどうだ」

「……思っていたより煉獄は強い」

「富岡テメェ煉獄を舐めたような言い方をするなァ。貴様は煉獄よりも強いのかァ？あ"？」

「……俺は煉獄を舐めていない」

「あらあら冨岡さんそんな言い方だから皆さんに嫌われるんですよ」

「……俺は嫌われていない」



「煉獄との打ち合いは…見事だった……これから…もっと強くなるだろう……」

「A、今度僕と手合わせしてよ。忘れちゃうかもしれないから声かけて欲しいけど」

「お前さんの技は派手派手だな！お館様の庭が大変なことになったがな！ハハハハハ！」






…まさに十人十色ですね。

お館様って大変だ。ごめんね、お館様。凄く失礼な態度してたよ。







「Aは鬼を人間に戻したと聞いたけど。それは本当かい？」

「なんだと…？」

「はい、十和子と累です」






まっくろくろすけに連れられてやって来た十和子と累はビクビクと震えていた。

それもそのはず。柱が全員集合しているのだ。


いつ首を斬られてもおかしくはない状況。






「十和子。累。こちらにおいで」

「…いえ、何かあったら怖いのでAの隣にいます」

「…僕も」

「Aを相当信頼しているんだね。良いことだよ」






あ、2人ほわほわしてる。
頭の中にお花畑が見えてそう。







「それで、2人がなぜ人間に戻れたのかAは目星がついているのかな？」

「はい。条件としては、一定数の人間を喰ったこと、血鬼術を使えること、私に斬られた時死にたいと思ったこと、の3つがあるかと」

「2人は鬼舞辻の呪いを解いているようだね」

「……今は鬼舞辻無惨を討つことに命を懸けています」

「私も同じく。Aのためにこの生命あらんことを誓います」






あらやだ。何だかいい感じの雰囲気！

富岡さんじゃないけど、ムフフってなったよ。ムフフ。






『やっと見つけたぜ！』

『おいA！俺たちを置いていくなんて！』

『もう、相当探したんですよ！』







「…動物が喋った！？」

「よもやよもやだ…！」






雰囲気壊したな3匹め。

動物を見つけたことで威嚇を始める鏑丸。
もうこの状況に苦笑するしかないよね…

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