閉じ込められて愛される、えちえちなお部屋【短編集】

毒を飲んで三時間経たないと出られない部屋【煉獄杏寿朗】 ページ10

＊





「A」



「ひゃうっ!? やめ、れんごくさ…!」



「A」



「…っ! やだ、やなの…! あつい……!」



「A」



「ひッッッ〜〜〜〜〜〜!?!?」






耳元で名前を呼び続ければ、彼女はやがて背中を弓なりに沿って果てる。





彼女が飲んだ毒は惚れ薬だ。



だから、先程から甲高い嬌声を上げて、可愛らしく達してしまった訳だ。






「やだ…っ、はぁ……んっ、みないで…」






嗚呼、可愛い。





既に歩くのもままならないようで、一度立っては転倒を繰り返す。




流石にまずいと思って止めに入ろうとしたが、彼女の目的が分からない以上そうすることもできない。



それに、触れば達してしまうほど、今の彼女は敏感になっている。だから…






「ぜった、い…ね? みないでね……?」






彼女は机の陰に隠れると、ごそごそと何かを始めた。






「…ん、ひゃぁ…あうっ、ああ…んぅ、…あっ……!」





……抑えろ抑えろ抑えろ抑えろ抑えろ抑えろ抑えろ。



ぜっっっっっっったい襲ってはならない。





「据え膳食わぬは男の恥」という言葉もあるが、それでもだ。





絶対、抑えろ。






「ん、はぁ…れん、ご…く…ひ、あっ!!」






―――うん、無理だな!






「A」



「えっ!? や、だめ、とまらな…っあ、やぁぁぁああ!!」






後ろから曝け出された乳房をやんわりと触る。



彼女は机の陰で自分のモノを慰めていたらしく、スカートはたくし上げられ、いくらか濡れている。





乱れた彼女の姿に、更に自身のモノも大きくなる。









「……お前が悪いんだ」









その後、彼女が気を失うまで、行為は続いた。






＊

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