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『んははっ!本当に、俺は北山宏光です』
やっぱり、本物のみっくんなんだ。
どうしよう…私、今みっくんと電話してるよ。
「あ、あの…『おーいみつ〜!!ちょっとこっち来て!』」
『おーう!今行く。…ごめん、呼ばれたから切るね』
「は、はい!忙しいのに…本当にすみません」
『いいのいいの。俺が連絡先渡したんだし。あ、名前だけ教えて?』
「A…Aです!!」
『Aちゃんね。分かった。また連絡する』
そう言って、電話は切れた。
通話終了になった携帯画面を見ながら、私はしばらくフリーズ。
電話越しに聞こえたあの声は…きっとにかだ。
あのかすれた声は、にかだと思う。
ということは、私が今電話していた相手も、みっくんで間違いなくて。
今までの疑問が確実になった時。
「うそぉぉぉぉぉぉぉお!!!!!!」
私は、ただただ叫びまくるしかなかった。
そ、それに…!!
Aちゃんって…。
やばい…やばいよ…名前呼ばれちゃったよ。
あの鼻にかかった声が、今も耳の中でリピートされてる。
『Aちゃん…Aちゃん…』
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みっ。(プロフ) - えりなさん» パスワードご希望でしょうか?みっ。の横にプロフ欄ございますので、そこからメッセージの送信をお願いします^^ (2017年10月7日 21時) (レス) id: f6ed466692 (このIDを非表示/違反報告)
えりな(プロフ) - ドキドキしてこの小説の続きが見たかったのですがプロフが見つからずでどうしたらいいですか? (2017年10月7日 20時) (レス) id: 9879aaa2c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みっ。 | 作成日時:2016年10月8日 20時