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バイトも終わり、部屋でのんびり携帯をいじっていた。
Twitterでは、ライブ最終日のレポがたくさん流れていた。
サインボールが大量に投げられたことや、トリプルアンコールがあったことなど…。
いいなぁ…。
私もサインボール欲しかったなぁ…。
みっくん…今何してるのかな?
会いたい…な。
そう思っていた時だった。
メールの受信音が鳴ったのは。
まさか、とは思った。
だけど、期待せずにはいられなかった。
急いでメールボックスを開く私。
受信メールが1件。
心なしか、緊張している気がする。
もしかしたら、また広告メールかもしれない。
あまり期待したらダメだ。
一度深呼吸をしてから、受信ボックスを開いた。
そこにはこう書いてあった。
『hiro_mitsu……@……jp
メールありがとう。
ライブも楽しんでくれたなら良かった。
もし良かったら、名前、教えてくれない?
北山宏光』
…う、そ。
…夢?もしかして、これは夢?
ぺちっと自分の頬を叩いてみるけど、ちゃんと痛かった。
ということは、夢じゃないってことで。
本当に…本当?
メールだったら、誰だってなりすますことは出来る。
だから、私は一つの賭けにでた。
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みっ。(プロフ) - えりなさん» パスワードご希望でしょうか?みっ。の横にプロフ欄ございますので、そこからメッセージの送信をお願いします^^ (2017年10月7日 21時) (レス) id: f6ed466692 (このIDを非表示/違反報告)
えりな(プロフ) - ドキドキしてこの小説の続きが見たかったのですがプロフが見つからずでどうしたらいいですか? (2017年10月7日 20時) (レス) id: 9879aaa2c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みっ。 | 作成日時:2016年10月8日 20時