第6話 VS帝国 ページ8
そしてついに、帝国学園との練習試合当日になった
グラウンドでの様子を、少し離れた木の下で見ている豪炎寺とA
10−0で前半は終了し、選手達の様子からその試合の様子が伺える
後半が始まっても、その差は圧倒的だ
19点目が入った時、目金以外はもう立ち上がれなかった
それを見てエースナンバーの10番を脱ぎ捨て逃げて行く目金
そのユニフォームは、豪炎寺の前に落ちた
円堂「まだ…だ……!まだ…終わってねぇ…!まだ、終わってねーぞぉ!!」
それを心配そうに見ていたAだが、ふと視界に見覚えのある少年が映る
手招きしている彼に首を傾げながらも、小走りでそちらへ向かう
背を向けていた豪炎寺は、またAの動きに気付く事ができない
貴「あなたこの前の…どうしてここに?もしかして、ここの生徒?」
ミストレ「いや。ただコレを見に来ただけだ」
顎でグラウンドをさすミストレに、Aは少しほっとした表情を浮かべた
貴「良かった……」
ミストレ「は?」
思わず口から声が零れる
貴「このまえ話した時、もしかして貴方はサッカーが嫌いなんじゃないかと思って…でも試合を見に来たって事は嫌いじゃないんだよね!」
嬉しそうに笑うAに、少し混乱している様子のミストレ
ミストレ「そんなわけないだろ!サッカーをしていたが為に起こる出来事もある!!」
貴「うん」
ミストレ「サッカーのせいで、失うものがある」
貴「…うん」
ミストレ「サッカーは、不必要だ」
貴「……それは、違うよ」
頷いていたAが、その言葉を否定する
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鈴松信@違反報告する時は声かけてね(´;ω;`)(プロフ) - うわぁぁぁぁ、これは…なんとも切ないぃぃぃ…めちゃ感動しました!(´;ω;`) (2018年12月9日 12時) (レス) id: e085487720 (このIDを非表示/違反報告)
raku(プロフ) - めちゃくちゃ好きです...!ありがとうございました!! (2018年7月26日 14時) (レス) id: 77cb868258 (このIDを非表示/違反報告)
KANA(プロフ) - ミストレの小説もっと作ってほしいです! (2018年6月9日 0時) (レス) id: 7cbd7746b4 (このIDを非表示/違反報告)
KANA(プロフ) - めっちゃ面白いです! (2018年6月8日 0時) (レス) id: 7cbd7746b4 (このIDを非表示/違反報告)
Fukumin - とても最高な小説でした。゚(゚´Д`゚)゚。また、こういう小説を書いて欲しい(´・ω・`) (2018年5月15日 18時) (レス) id: b430bf22da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:マシマロ王子♪ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/masipage/
作成日時:2018年4月29日 19時