第2話 シュート ページ4
男「あれ?雷門中じゃねえの。部員の全然いねえ弱小サッカー部ですよ」
安井「くだらねぇ、ガキ相手に玉蹴りかぁ?」
男「安井さん、お手本見せてやっちゃあどうです?」
安井「いいねぇ、やってやろうじゃねーの?ペッ!」
ボールに唾を吐きつけた安井に、円堂だけでなく豪炎寺も反応する
安井「あーらよっと!!」
ボールを蹴るが、勢いのあまり後ろに倒れる
放たれたシュートはベンチにいたマコの元へ
ダッ
豪炎寺「はぁっ!」
思わず駆け出した豪炎寺が、そのボールを蹴り返し
それは安井の顔面にヒット
スタッ
男「や、安井さん!!て、てめぇ…!!ひっ」
豪炎寺に睨まれ、言葉を失う
男「お、おお覚えてろよぉ!!」
男は捨て台詞を吐いて、安井を担ぎ走り去って行った
まこ「ありがとう!」
豪炎寺はお礼をいうマコを見て優しく微笑み、Aのいる方へ戻って行こうとすると
円「待ってくれ!!お前のキックすげぇな!サッカーやってるのか?ねえ、どこの学校なんだ?よかったら一緒に練習しないか!?」
円堂が駆け寄ってきて、興奮しながら話してくる
そんな円堂を一見し、豪炎寺は再び足を進めた
貴「かっこよかったよ豪炎寺くん。良かった、あの子が無事で……」
ほっとしたような表情で微笑むAを
豪炎寺は少し困ったような表情で見て、その頭をクシャリと撫で先を歩く
貴「あっ待ってよー!」
豪炎寺を追いかけるAを、少し離れた場所から見ている者がいた
「ふ〜ん……アレがターゲットの子か」
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鈴松信@違反報告する時は声かけてね(´;ω;`)(プロフ) - うわぁぁぁぁ、これは…なんとも切ないぃぃぃ…めちゃ感動しました!(´;ω;`) (2018年12月9日 12時) (レス) id: e085487720 (このIDを非表示/違反報告)
raku(プロフ) - めちゃくちゃ好きです...!ありがとうございました!! (2018年7月26日 14時) (レス) id: 77cb868258 (このIDを非表示/違反報告)
KANA(プロフ) - ミストレの小説もっと作ってほしいです! (2018年6月9日 0時) (レス) id: 7cbd7746b4 (このIDを非表示/違反報告)
KANA(プロフ) - めっちゃ面白いです! (2018年6月8日 0時) (レス) id: 7cbd7746b4 (このIDを非表示/違反報告)
Fukumin - とても最高な小説でした。゚(゚´Д`゚)゚。また、こういう小説を書いて欲しい(´・ω・`) (2018年5月15日 18時) (レス) id: b430bf22da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:マシマロ王子♪ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/masipage/
作成日時:2018年4月29日 19時