2人っきり 2-side ページ28
・
高「大丈夫だった?」
あ「うん」
高「じゃあ、帰ろっか」
あ「うん。あ、ニカに着いて来て欲しい所あるんだけど。良い?」
高「北山んちなら行かねぇぞっ・・・」
あ「北山くんちじゃないよ。良い所だからっ」
高「いいところ?」
あ「うん。早く行こっ」
高「オゥ」
久しぶりの2人っきり。
嬉しくて、スキップしちゃいそう。
いつもガヤさんだからさ…。
今日は、俺が引っ張ってくぞぉーっ!!
・
高「ほんと女子って、買い物好きだよなぁ」
あ「良いじゃん。どう?似合ってる?」
高「おぉ、似合ってんじゃん」
あ「ほんとにっ!?」
高「うん。似合ってる、似合ってる」
あ「えぇ、どうしよっかなぁ」
隣で買おうか迷ってる君。
どんな姿でも、愛おしくみえてしまう。
俺の理性は止められるのか?
ってか、俺Aに恋してんの?
分からない。
前まで帰りに誘うなんてしなかった。
ガヤさんと帰ってる時も、何とも思わなかったのに。
でも、今は違う。
Aが誰と、
何処で、
何をしているかが、いつも気になるようになった。
これは、恋…?
あ「ニカっ!!」
高「えっ?あぁ、ごめん、ごめん」
あ「もう、全然話聞いてくれないんだから。もうちょっとで、家なんだよ?」
高「だから、ごめんってぇ」
あ「そんなに言っても、許してあげないっ」
Aが、そっぽを向いてしまった。
こんな事さえ愛おしい。
高「A…?こっち向いて…?」
あ「ん…?」
いつもより真剣な俺にAは少し戸惑っていた。
あ「いきなり…、どうしたの…?」
高「ごめん…。A…」
あ「?・・・・」
Aの顔に少しずつ近付く…。
何…?
俺、どうしたんだろ…?
あ「・・・・?」
何にも言わないA…。
このままキスしちゃうよ…?
・
229人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
☆プリン☆(プロフ) - 俺足族さん» レス遅くなってすいません(;つД`) 長いので、ゆっくりで大丈夫ですよ~♪♪ 読んで頂いてありがとうございます(*´∇`*) (2014年10月6日 16時) (レス) id: c33297ba49 (このIDを非表示/違反報告)
俺足族 - すっごく面白いです!!まだ読み始めてばっかなので楽しく読ませてもらいます!!! (2014年9月3日 22時) (レス) id: 18bc5c8ef6 (このIDを非表示/違反報告)
☆プリン☆(プロフ) - みさん» すっごくレス遅くなってすいませんX-< うさぎ呼び良いですよね、笑 これからも応援よろしくお願いしますヽ( ̄▽ ̄)ノ (2014年5月21日 19時) (レス) id: 48fbf69ba5 (このIDを非表示/違反報告)
み(プロフ) - 今頃ですが読みました!うさぎって呼ばれかたがたまらないです(*^^*)うさぎって呼ばれたい笑、応援してます! (2014年4月7日 14時) (レス) id: 848acbd512 (このIDを非表示/違反報告)
☆プリン☆(プロフ) - ちみいさん» コメと質問に答えて下さってどうもありがとうございますっ!! 私もエビキス大好きです♪ 海老さんの小説にも是非来て下さいね!(^^)! (2013年10月1日 16時) (レス) id: 72d39df4d2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:☆プリン☆ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php
作成日時:2013年2月28日 16時