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・ ページ8
「うめぇぇ！！なぁ、ニノ？」
「…そうですね。」
無表情でそう言うニノに、珍しいな、なんて思いながら食べる。
人間が助けてくれたお礼にと、ご飯を作ってくれた。
能力を使うと体力が奪われてしまうから食べることは必要で。
「……アナタ、名前は？」
ニノがそう彼に聞くと。
パッと顔を上げて
「松本潤です。」
と名乗った。
「…潤、ね。」
キラリと光った目。
それはニノが能力を使ったからで。
彼は人の情報を見ただけでわかる。
「…じゃ、俺は帰ります。
また任務については電話します。」
そう言って、ニノは帰ってしまって。
「…あの、暫くよろしくお願いします。」
ペコリと頭を下げた彼。
俺と彼の短い共同生活が始まった。
fin.
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作者名：Sora | 作成日時：2019年5月23日 21時
