今日:1 hit、昨日:3 hit、合計:20,570 hit
小｜中｜大
・ ページ7
「…人間が入り込んだとは聞きましたけど、何でここに居るんですか。」
ムスっとした顔の彼は俺をジトーと見る。
そんな彼に事情を説明して。
今ソファーで寝ている人間の近くにいく。
「そいつどうするんですか。」
「治療が終われば帰す。」
「…そ。」
それ以上は興味がないのか、向かいのソファーに座り寝転がる。
彼は俺と同じ能力者の二宮和也。
この街のトップに立つ男で、この街のことなら何でも把握している。
「…んで、任務は？」
「昨日やった。」
喉を潤そうと冷蔵庫から水を取り出して飲む。
「……ん、」
ソファーに眠っていた人間がモゾモゾと動いて。
側に近寄った俺を見つめる。
「…あの、すいませんでした。」
そして、起き上がってそう頭を下げた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 57人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Sora | 作成日時：2019年5月23日 21時
