その五 ページ5
・⇨side穂夏
「推し！！推しはどこだァァァ！！(小声)」
あたしは最推しを探して歩き回っていた。前世から推し続けて早18年。今世紀最大の難関、雄英高校の合格。これさえクリア出来なければ、あたしは最推しを守れないし、キャラたちと絡むのを見れない。
そんなんしぬより拷問だ。
だから、何としても合格がいい！！だからわざわざ同じ会場になるようにめっさ考えて、順番待ちして、いろいろやった。
そ！れ！で！だ！！！
入試イベント最大の気継Aちゃんと耳郎響香ちゃんの初絡みを見逃す訳には行かない！！！！
オタク魂がそう言ってる！！！！
「ｱｯおったァァァ！！(小声)」
歓喜。
ゆっくり近付くと聞こえてくるのは可愛らしい声が2つ。わぁお、お耳しあわせ。声の暴力。
pi○ivで結構流行っていたじろきつはあたしもまぁ一応大好きであった。なぜって？てぇてぇから。
百合とか全然見ないけど、2人のファンアートは腐るほど見ていたし、なんなら2人揃えてキーホルダー付けてたし。
とりまてぇてぇ。
『わたしA。』
耳郎「えっ、と、苗字は…、」
『あっ、そっか。』
んん"""っ、か"ん"わ"いい""
『えっと、気継。名前で呼んで大丈夫だよ』
言われてぇ、あたしも言われてぇ。名前で呼んで大丈夫だよって言われてぇわ…呼べないけど。
耳郎「えっ、な、名前！？」
照れてる耳郎ちゃんめっちゃ可愛い。あーあたしこのまんま壁になりたぁい。
『うん、わたしも響香ちゃんって呼ぶから、よろしく。』
うんわ、好き。せかいありがとう。Aちゃんのまま、この子を産んでくれてありがとう。
耳郎「エッ…あ、わかっ、た…よ、よろしく…」
はい、†┏┛墓┗┓†
今のは可愛い、反則だぁ。耳郎響香…おぬし可愛いな…
『あ、そうだ、響香ちゃんも、ちゃんと受かってね。』
はい、てぇてぇ頂きましたー！！！！！
耳郎「…もちろん。そっちこそね」
神様はきっと天才だ、だってあたしはこのたった3分にも満たない会話で何回死んだ？
神様はもう、ほんと、可愛いとてぇてぇをくれすぎだと思う。ありがとう、ありがとう。
そうして世界に感謝していると、とたたっと駆け寄ってくる音。視線をやれば、世界一可愛い顔で上目遣い。これは……†┏┛墓┗┓†
『あなたあの時の子。』
「ｱｯｱｰ…ハイ、アノ、あつど、圧留穂夏トイイマス…」
さぁどうするあたし。
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紫色のガラス細工 - ｽｷ…ｱｯｱｯ…ｽｷ…ｱﾘｶﾞﾄｳ…神… (2022年8月24日 15時) (
レス) @page7 id: 82080fd69f (このIDを非表示/違反報告)
sonomegu1216lov(プロフ) - 推される感覚がたまらんです‼️続き待ってます❗️！ (2022年8月12日 20時) (レス) @page7 id: 3cc1dc0b19 (このIDを非表示/違反報告)
かなめ(プロフ) - 好きです！！素敵な作品をありがとうございます！！！楽しみに待ってます(*^▽^*) (2022年8月12日 8時) (レス) @page7 id: 1a6eb8e008 (このIDを非表示/違反報告)
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