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15話 ページ16

「最近ヨコハマに入り込んできたこの組織、知ってるかい?」


ボスに呼ばれて首領室に行くと、開口一番資料を見せられた。


「ちょっとリンタロウ、Aは今から私と遊ぶのよ!邪魔しないで!」

「ごめんねエリスちゃん、ちょっとだけ」


エリスちゃんが私とボスの間に入ってボスを睨みつける。


ボスは「そんなところも可愛い」とか言いながらデレデレしてる。


「で、A君、知ってるかい」

『いえ……」

「明星の悪夢という組織なのだけど、潜入を頼みたい」


そこで気付く。


もしやボス、太宰さんがマフィアから出ないから第二の織田作的な役を作ろうとしてる……?


それが私……?


いや、考え過ぎも良くない。今はこれに集中しないと。


『判りました、明日からで良いですか?』

「ああ、報告も忘れずにね」

『了解しました』

「リンタロウ、話は終わった?A、遊びましょ!」

『良いですよ、何して遊びましょうか?』


ああ、エリスちゃん可愛い(私はロリコンじゃないよ!)




「ボスから聞いたよ、明星の悪夢に潜入するんだって?」

『はい、心配要りません。様子見と報告だけです』

「気を付けたまえよ」

『はい』


明星の悪夢……規模は小さいものの、精鋭が多く、マフィアでも手こずっているらしい。


ヨコハマに入り込んでマフィアの利益を横から奪おうとしているとの情報。


私が潜入して異能を使い、内部情報をマフィアに漏らそうということだ。


はあ、これから眼鏡なしか。


目を合わせた人間の心の声が絶えず流れてくるのは嫌なのだが、仕方あるまい。

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設定タグ:文豪ストレイドッグス , 太宰治 , 中原中也   
作品ジャンル:アニメ
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ああ - うーーん。 (1月13日 11時) (レス) @page24 id: b494e7f131 (このIDを非表示/違反報告)
lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (11月10日 19時) (レス) id: 7de4ffbd52 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ(プロフ) - そうだったんですか!大丈夫ですいつでも面白い話待ってます! (2018年10月1日 17時) (レス) id: e8ca853bb3 (このIDを非表示/違反報告)
風寧 - サクラさん» 読んでいただいてありがとうございます。大変申し訳ありませんが、やつがれちゃんの方は諸事情により公開を一旦やめておりまして……すみません (2018年10月1日 17時) (レス) id: 19604f2ea5 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ(プロフ) - いつも面白い小説見てます!あのやつがれちゃんで暗殺教室のパスワードがかかってて分からないんですが教えていただけませんでしょうか (2018年9月22日 0時) (レス) id: e8ca853bb3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:風寧 | 作成日時:2018年4月7日 16時

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