【SVT】key. (ページ41)

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ジスに行くよって手を繋がれたけど
しっかりと指を絡ませているその手。

「ねえ、ジスってば、手…」

JS「ん？」

何のこと？って言わんばかりの笑顔。

ジスが一室の玄関を開けると

「おめでとう！」

沢山の声と同時にみんなの笑顔が見えた。

JH「遅いからもしかして…なんて思ったけど」

JS「流石にそれはないよ、ハニ」

WN「A」

「あっウォヌ、さっきは…」

ジスがジョンハンさんとかと話してるから
私は自然と離れた。

WN「うまくいった？」

「…かな？」

WN「良かった」

MH「Aちゃん」

「ハオくん！」

MH「良かったね」

「ありがとう…ってさっきから
みんな…知ってたの？」

WN「まあね(笑)」

「そっか…ジスさ…JS「こーら」

後ろから肩を組まれて

「あっジス」

JS「2人とも手出しちゃダメだよ？」

WN「しないしない(笑)」

MH「ヒョンも大切にしないと…ねぇ？(笑)」

JS「大切にするよ、勿論」

そういうと、頬に軽く口付けをしてくる。

「ちょ、ジス」

JS「ん？」

「もー…見られちゃ…」

後ろを振り返って見えた光景

JS「もう遅いみたい(笑)」

「ジス？！」

WN「諦めな(笑)」

JH「シュア、泣かせないように」

JS「大丈夫」

JH「本当にさ、Aちゃんはいつになったら
ジョンハンさんじゃなくなるのかな」

「え、いや、それは…(笑)」

WN「いいよ、Aはそのままで」

ウォヌに優しく頭を撫でられると
なんだか照れ臭くて

JS「A、なんで照れるの」

「え、いや、だって…(笑)」

JH「Aちゃん、大変だね」

WZ「本当(笑)」

MH「だね(笑)」

沢山の笑い声と共に時は過ぎた。

私の誕生日じゃないのに
なんだか気持ちが暖かくて
ジスの周りにはこんなにも沢山の笑顔と
温もりが溢れているんだと感じていたら

「ジスは幸せだね」

JS「Aは？」

「え？」

JS「あっ、幸せにするのは俺らか」

「俺ら？」

JS「勿論、俺もだけど
弟たちもAのこと皆んな好きだよ」

「そんなこと…」

JS「あるよ」

会話が聞こえてたのかな？って
タイミングで

HS「やっぱこれうまいね」

SG「でしょ？！おすすめなんだから！」

MG「最初に頼んだよ、俺だよ？！
それにヌナがいるから…」

HS「あー！やっぱミンギュもじゃん！」

SG「もってなに、もって！」

そんな会話が繰り広げられていて

JS「ね？(笑)」

「…うん(笑)」