【SVT】key. (ページ11)

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JS「まさかの再会がこんなとは」

JH「大丈夫だったのかね」

MG「あれは酷い」

韓国の冬は冷える。
さっき見たことを話しながら待っていると

「あのー…」

JS「あ、おつかれ様。大丈夫…」

「大丈夫です…ありがとうございます」

JS「え、ちょ、これ！」

出てきた彼女の格好は濡れたままの服で
僕が渡したパーカーは手元に戻ってきた。

JH「もう」

咄嗟にジョンハナが腕を掴んでくれた。

JH「待って」

「あの…」

JS「行こう」

直ぐに彼女にパーカーをかけてあげて
僕らは歩き始めた。

MG「クプスヒョンに伝えておきます」

JS「ありがとう」

JH「とりあえず俺後ろからついていくよ。
じゃないと…ほらね」

彼女はそのまま立ち尽くしていた。

JS「…行こう？」

「はい…」

ジョンハナはゆっくりとAちゃんの
後ろをついてくる。

ミンギュはゆっくりと先頭を電話をしながら歩く。

僕は…

「パーカー…汚れちゃうんで…」

JS「そんなのいいから。その格好で
夜、歩くのを見過ごせるわけないでしょ？」

「ありがとうございます…」

直ぐに家には着いて

JH「じゃあ、また明日」

MG「え？！ヒョン帰ってこないの？」

JS「帰る帰る(笑)」

JH「え？帰ってくんの？」

JS「迎えの時に居なかったら
まずいでしょ」

JH「えーい(笑)」

「あの…」

JS「大丈夫。…お邪魔しても良いかな？」

「はい…」

ちょっと強引だけど回収忘れたものもあるから…

「どうぞ」

JS「お邪魔します」