ブラック審神者の回想 ページ6
僕と彼は
ある者が墓を暴くという事件の後、
同じ主のもとに仕えていた時期があった。
主の名は織田信長公である。
信長公はこんな僕を大切に扱ってくれた。
信長公のもとには数々の名のある刀がいたが、
その中でも僕はとても寵愛されていた刀なのだ。
僕はいつも信長公の側に仕えていた。
どこに行く時だって
信長公は僕をお供につけていた。
信長公は僕を寵愛することをやめなかった。
それだけで僕は幸せだった。
今までこんなにも愛されることを知らなかった僕にとって、信長公は僕の全てだったんだ。
そんな僕を見て彼は言った。
ー「あまり信長に思い入れしない方がいい」ー
これが彼の最初で最後の僕への忠告となるとは…
この時の僕は思いもしなかった。
主に忠誠を誓いどれだけ慕っていたとしても
所詮は人間にすぎない。
人間の命はとても儚いもの。
自分たちより早く死んでしまうのがオチなのだ。
自分の慕う主の死を何度も経験してきた彼は
そのことをよく知っていた。
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翡翠 - 凄く面白かったです!体調に気をつけて更新頑張ってください! (2021年2月23日 21時) (
レス) id: b2fd997c4a (このIDを非表示/違反報告)
闇咲シキ(プロフ) - Yellow Lilyさん» 長らくお待たせしてしまいました。Yellow Lilyさんのように、待っていてくださる方の存在が心の支えであり、帰ってきた理由です。これからもよろしくお願いします！ (2021年2月12日 20時) (レス) id: c5f6acf135 (このIDを非表示/違反報告)
Yellow Lily(プロフ) - おかえりなさい！！待ってました！！！！ (2021年2月12日 16時) (レス) id: 78c1c09b6b (このIDを非表示/違反報告)
闇咲シキ(プロフ) - ちわちーさん» 更新が遅くなってすいません！少しずつですが、今日からまた更新していきたいと思います。 (2018年1月5日 20時) (レス) id: 3081e013b3 (このIDを非表示/違反報告)
ちわちー - 更新頑張ってください！！待ってます(´∀`) (2017年4月29日 10時) (レス) id: dda6ad1166 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：闇咲シキ | 作成日時：2017年2月9日 0時
