武器など効きません！

7話 ページ8

コナンside

今日も俺は安室さんと情報交換しに、ポアロへ来ていた。

コ「安室さん。

ここ最近如何？」
梓さんが入口の掃除をしに離れたので、話し掛ける。

安「そうだねぇ。

最近か…。そういえばヨコハマの«ポートマフィア»って知っているかい？」

コ「えっと、ヨコハマを縄張りにしている組織だっけ？」
黒の組織と関わりがありそうだね。

そう聞くと安室さんは、知ってるんだね、というように頷く。

安「実は其処から、二人が逃げ出せれたらしいんだ。」(ｺｿｯ

っえ…。
コ「そんな事が出来るの？」

安「定かではないけれどね。」

詳しく聞こうと身を乗り出した時、

ｶﾗﾝｶﾗﾝ

ベルが鳴った。

男女の二人組の客が来たのだ。

安・梓「「いらっしゃいませ〜。」」

安室さんは業務に戻ってしまった。
すると、男性が梓さんの手を取り、こう言った。

「美しい御嬢様だ。」
…は。

俺も安室さんも目が点になる。レアだぞ、こんなシーン。

梓「へ？」

梓さんも動揺している。

「どうか私と心じyu((『コラ、何やってンだ。』御誘いをしていたのだよ。」

いや、«心じyu»って危ないワードが出かけて、いや完全に言っていたけど！

女性の方も慣れた様子で止めているし、何だ…コイツら。

安室さんが二人組を案内していた。

知らない顔だし、もしかしたら、何か知ってるかも。そう思って俺は近付いた。

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