なかなかタイプ ページ9
フウカside
フ「悲惨すぎるーっ！」
チ「俺だって悲惨だわっ！」
そう言っていると、誰か知らない子が割り込んできた。
？「ハイハイ、ストップな〜。静かにー…。」
なっ？と笑いかけてくる彼は…うん、かっこいいけど。
フ「えぇ…誰？」
おどおどしながら聞くと二カッと笑って愛想よく答えてくれた。
あ「俺、アサヒ。ユウの幼なじみでな、アリスのこと溺愛してる奴って覚えてくれたんでええよ。」
何とも言えないなまり。でも嫌じゃない、このフレンドリーな感覚。
なんかいい人っ！
フ「よろしくねっ！あたしフウカ。アリスとユウとこの前から友達なのっ！」
アサヒの手を早速握りブンブンと縦に振りまくる。
いい友達になれそーっ♪
ニコニコ笑ってるとアサヒ君が顔を近づけた。
あ「なっかなかタイプやなぁ…アリスとええ勝負やで。」
フ「…ん？」
すると、二人の拳が同時に飛んできてアサヒの頭に命中した。
ゴツっ…
あ「グっ…！」
アサヒが頭を抱え込んで痛がってるのを見て、本気で心配する。
い、今のは痛かっただろーなぁ…。
ア「バッカ、何フウカを落とそうとしてんのっ？ダメだからねフウカはっ！」
あ「いやぁ今の反応で落とすのもなかなかハードやなって思ったわ。鈍いし。でも珍しーなぁ、アリスがそこまで食い掛ってくるのも。」
アサヒを殴ったのはどうやらアリスと…
あ「でもおかしいな。二つ拳が飛んできたと思うんやけど…。」
チ「……。」
あ「あ、お前か。」
ア「空気を読め。」
チトセ、らしい。
ったく…こんな時ばっかいい顔してさ。何なのさ。
小さくため息を吐くとアサヒがニッと笑った。
あ「安心しろよっ！俺は…」
そう言ってアリスの肩を引き寄せた。
ア「ぎゃ…っ！？」
あ「俺、アリス一筋なんだ♪」
ユ「お、前…っ！」
怒りをあらわにするユウと、嫌がるアリスにギュと抱き着くアサヒをまじまじと見ていると「お？」と口角を上げた。
そしてチラとチトセを見る。
あ「…チトセ、だっけ。お前。」
チ「そうだけど。」
すると
あ「なー、アリス。」
ア「何よっ？ってかはーなーせーっ！」
アリスは暴れまくるのにアサヒはいとも簡単に押さえつけて。
次の瞬間意味の分からない言葉を口にする。
「あーんな顔するってことはさ、フウカちゃんもされたいんやろか？」
わなっと手が怒りで震える。
そんなの…
バキッ！
フ「ヤに決まってるでしょっ！」
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ケイ(プロフ) - リンゴジュースさん» 私はバッチリチトフウ派ですっ！でも、最近カイフウも良いかなって思い始めました(笑) (2020年4月3日 6時) (
レス) id: a3939203d3 (このIDを非表示/違反報告)
リンゴジュース - これってチトフウですよね？ところで、ケイさんは何フウ派ですか？私はカイフウ派です。 (2020年4月2日 23時) (レス) id: 7ba3f40de7 (このIDを非表示/違反報告)
ケイ(プロフ) - リンゴジュースさん» そんなにっ！？(笑)嬉しすぎて頬がにやけます。。(←ヤバい奴です) ありがとーございます♪ (2020年3月31日 15時) (レス) id: a3939203d3 (このIDを非表示/違反報告)
リンゴジュース - なんど読んでも、面白い！凄すぎる (2020年3月31日 15時) (レス) id: 7ba3f40de7 (このIDを非表示/違反報告)
ケイ(プロフ) - のんのんさん» いやぁありがとうございました！のんのんさんの言葉、すっごく心に染みてましたよ〜〜 嬉しかったです。良ければ友達なりませんかっ？ (2020年3月31日 9時) (レス) id: a3939203d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ケイ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/snow17111/
作成日時：2020年3月17日 18時
