覚悟はできてます。どんどこいっ！ ページ34
フウカside
フ「え、なになに、どーしたの！？」
動揺と不安と驚愕と歓喜と。
いろんな感情が入り混じって心が騒がしい。
すると、耳元でいつも聞こえる声が聞こえた。
チ「……ホントはあの時、ちゃんと聞こえてた。」
驚いて声が出せず、固まるあたし。
…それって。チトセが言う、その『あの時』って…。
あたしが告白した、時…！？
フ「っ！？嘘でしょぉ…。」
真っ赤にしてチトセの肩に顔を隠す。
もう、ヤダヤダヤダ…っ！
聞いてたなら言ってくれればよかったのにっ…。
これじゃあ、もう、恥ずかしくって…顔上げれないよ。
フ「ば、バッカ…もっと早く…早く言ってよっ！聞こえてた、なんて…知らなかったしっ！」
一発バシッと背中を叩くと、息をするのが苦しくなった。
なぜなら。
『ギュー』が強くなったから、じゃないのかな。
チ「返事、していい？」
いつものとんがった音程とは違う優しさを倍増したような、そんな声。
…ホントは聞きたくないよ。
離れて行っちゃいそうで怖いから。…なんてあたしのワガママなんだけどね。
期待なんかしてない。するわけがない。
でも仮に……欲しかった言葉が返ってきたら。
その時はもう一度耳に届くように大きな声で伝えたい。
フ「…どんな言葉でも、受け止める覚悟はできてるんで。」
肩をトンと押し、チトセから離れる。
一歩後ろに下がって、後ろで手を組んで笑顔を作った。
…何かちょっとだけ、楽しみカモ。
漫画みたいなキザな言葉かな？それとも上手く繕った飾り立てた言葉？
どっちの言葉でフラれるのかなｗｗ
ま、どっちにしろ、笑顔でいる。
それがあたしの今の目標。
何があっても笑顔。それがあたしの強さで、誇りだからね。
ちょっと強めに、最後の意地を張って声を張った。
フ「教えてよっ！チトセの『返事』とやらをさっ！どんと来いっ！」
チトセはちょっと笑みを浮かべて、少し悲しそうに目を伏せて。
その後でもう一度笑った。
「俺――――――
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ケイ(プロフ) - リンゴジュースさん» 私はバッチリチトフウ派ですっ！でも、最近カイフウも良いかなって思い始めました(笑) (2020年4月3日 6時) (
レス) id: a3939203d3 (このIDを非表示/違反報告)
リンゴジュース - これってチトフウですよね？ところで、ケイさんは何フウ派ですか？私はカイフウ派です。 (2020年4月2日 23時) (レス) id: 7ba3f40de7 (このIDを非表示/違反報告)
ケイ(プロフ) - リンゴジュースさん» そんなにっ！？(笑)嬉しすぎて頬がにやけます。。(←ヤバい奴です) ありがとーございます♪ (2020年3月31日 15時) (レス) id: a3939203d3 (このIDを非表示/違反報告)
リンゴジュース - なんど読んでも、面白い！凄すぎる (2020年3月31日 15時) (レス) id: 7ba3f40de7 (このIDを非表示/違反報告)
ケイ(プロフ) - のんのんさん» いやぁありがとうございました！のんのんさんの言葉、すっごく心に染みてましたよ〜〜 嬉しかったです。良ければ友達なりませんかっ？ (2020年3月31日 9時) (レス) id: a3939203d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ケイ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/snow17111/
作成日時：2020年3月17日 18時
