勘違いはご遠慮ください。 ページ31
フウカside
チトセが入ってくる音を聞き、慌てて退けようとしたら。
あ「え〜悪いタイミングやなぁ。」
そう言って向こうからは見えないようにあたしの手を掴んで、退くことを無理やり止められた。
はぁぁっ！？何やってんの、バカじゃんコイツ〜〜っ！
フ「っちょぉっとおおおっ！」
…という具合に、ギャアッと叫んだことで…今度こそ最悪の事態を招くことになった。
ア「あ、チ、チトセ君！？」
ユ「おいっ！ま、待てって…。」
そう止める声が聞こえながらも、足音は大きくなって。
パッと足音がする方に顔を向けたあたしの目と、足音の正体であるチトセの目とがバッチリ合わさった。
チ「…。」
目をちょっと大きくさせて固まるチトセ。
それもそのはず、周りから見ればあたしたちなんて『アサヒを襲ってるフウカ』にしか見えないんだから！
勘違いしないでっ！あたしは襲ってないぐーぜん両手をついたのがアサヒの顔の横だっただけっ！
そして、退こうとしたあたしの腕をアサヒが掴んでそれを制されただけでっ！
あたしは悪くないっ！
ア「チっチトセ君？これはねアサヒが悪いの〜っ！」
ユ「あ、あんな野郎に腹立てないほうがいいぞ…。」
とチトセの後ろでモタモタするアリスとユウの姿が視界に入る。
な、何言ってんだ。もっとうまく言ってよっ！
つーっと冷や汗を背筋に滑らせながら二人の弁解の声を制するように声を上げた。
フ「…あ、あーっとこれには深い理由があって〜…。」
そう言ってこれまでの事を説明しようと思った時、だった。
グッとアサヒに腕を強く惹かれて、ギュウと抱き着かれたのは。
「あれ、フウカちゃんて積極的〜♪合格♪」
今何がどうなってるんだ？←
混乱しながらも、アサヒの胸元に顔を埋めていることに気付いたあたしはとーぜん顔を真っ赤にした。
あったりまえだ、抱かれるのなんて慣れてないんだから恥ずかしいに決まってるじゃん。
フ「っ！？離してっ！ってか『ごーかく』って何の事よ…」
あ「なぁにフウカちゃんから襲ってきたやないのー今更とぼけちゃって〜。」
チトセはというと
チ「…邪魔？」
フ「いーえ全然っ！勘違いは止めてよ〜っ！」
そう言うとあっそとそっぽを向くチトセ。
見ているアリスたちの顔をも思いっきり引いていて、あたしたちを止めることも忘れている。
…いやいやそうじゃなくてっ！
お願いだから、三人ともこの状況を助けてよーっ！
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ケイ(プロフ) - リンゴジュースさん» 私はバッチリチトフウ派ですっ！でも、最近カイフウも良いかなって思い始めました(笑) (2020年4月3日 6時) (
レス) id: a3939203d3 (このIDを非表示/違反報告)
リンゴジュース - これってチトフウですよね？ところで、ケイさんは何フウ派ですか？私はカイフウ派です。 (2020年4月2日 23時) (レス) id: 7ba3f40de7 (このIDを非表示/違反報告)
ケイ(プロフ) - リンゴジュースさん» そんなにっ！？(笑)嬉しすぎて頬がにやけます。。(←ヤバい奴です) ありがとーございます♪ (2020年3月31日 15時) (レス) id: a3939203d3 (このIDを非表示/違反報告)
リンゴジュース - なんど読んでも、面白い！凄すぎる (2020年3月31日 15時) (レス) id: 7ba3f40de7 (このIDを非表示/違反報告)
ケイ(プロフ) - のんのんさん» いやぁありがとうございました！のんのんさんの言葉、すっごく心に染みてましたよ〜〜 嬉しかったです。良ければ友達なりませんかっ？ (2020年3月31日 9時) (レス) id: a3939203d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ケイ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/snow17111/
作成日時：2020年3月17日 18時
