たまたまな出来事、なはずなんだけど…っ！？ ページ29
フウカside
ドアが閉まっても、あたしの体は空中に浮いたまま。
そしてスゥッと部屋に引き込まれて…
あ「いらっしゃぁい。」
フ「アサヒっ！どーゆーつもりよっ！」
アサヒに向かって叫ぶと、合図もなくドンッと地面に叩きつけられた。
いったいな、もっと優しく下ろすとかないわけ！？
ギラギラとアサヒを睨み、ジンジンする頭を押さえていると。
あ「盗み聞きするからそんなんなるんやって。言ってたやんか、お前の幼なじみ。」
フ「幼なじみ、じゃなくてアイツにはちゃんとチトセっていう名前あんのっ！いくら影が薄いからって、名前だけでも覚えててあげなよっ！」
そう言うとアリスがコソッとぼやいた。
ア「…チトセ君ってそんな影薄い？むしろ濃いでしょ。」
ま、どーでもえーんやそんな事と笑ったアサヒはニコッとこっちを見た。
な、何さ…。
あ「俺さ。アリスと似たような子見ると…しかもその子が彼氏いなかったら立候補するタイプなんだよね♪」
フ「なぁにぃっ？」
そこでアサヒがアリスを押し倒していたことが分かる。
フ「な、なっ、何してるのっ？」
アサヒに飛び掛かってアリスからアサヒを取り奪った。
ダメだよアリス、いくら同級生だからってもっと危機感持たないとっ！
と、自分で言いながら隙が出てしまったあたし。
なぜなら自分は何もされないと思ってたからね。
そんなことはなかった。
あ「じゃ、フウカちゃんが相手してくれるん？」
フ「え、あ〜ぁっ！」
ユ「ちょ…っ！」
ア「こ、こらぁアサヒっ！」
アサヒの手をかわそうと引いたのが間違いだった。
引いた手と同時にもう片方の腕を伸ばしてしまった。
これはたまたま。
その腕を逃さないように捉えたアサヒは、そのままあたしを引いて…。
押し倒した。
あたしとアリスは今やさっきとは真逆の展開。
フ「っ離してよおおおっ！」
ぐぬぬっと表情を鬼にしていると、アサヒは悪魔のような笑顔を顔に浮かべた。
あ「うん、ええな。フウカちゃんもアリやで。」
ア「あ、アサヒ。アリとかナシとかそういうの関係ないからっ！」
ユ「フウカ、お前、もっと抵抗しろっ！」
フ「む、無理だって、力思ったよりあるんだもんアサヒっ！」
あたしは必死で抵抗し、ユウがアサヒの腕を掴み、アリスは必死でユウを説得中。
そしたらある音が聞こえた。
コンコン――
ノックオンだ。
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ケイ(プロフ) - リンゴジュースさん» 私はバッチリチトフウ派ですっ！でも、最近カイフウも良いかなって思い始めました(笑) (2020年4月3日 6時) (
レス) id: a3939203d3 (このIDを非表示/違反報告)
リンゴジュース - これってチトフウですよね？ところで、ケイさんは何フウ派ですか？私はカイフウ派です。 (2020年4月2日 23時) (レス) id: 7ba3f40de7 (このIDを非表示/違反報告)
ケイ(プロフ) - リンゴジュースさん» そんなにっ！？(笑)嬉しすぎて頬がにやけます。。(←ヤバい奴です) ありがとーございます♪ (2020年3月31日 15時) (レス) id: a3939203d3 (このIDを非表示/違反報告)
リンゴジュース - なんど読んでも、面白い！凄すぎる (2020年3月31日 15時) (レス) id: 7ba3f40de7 (このIDを非表示/違反報告)
ケイ(プロフ) - のんのんさん» いやぁありがとうございました！のんのんさんの言葉、すっごく心に染みてましたよ〜〜 嬉しかったです。良ければ友達なりませんかっ？ (2020年3月31日 9時) (レス) id: a3939203d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ケイ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/snow17111/
作成日時：2020年3月17日 18時
