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その目力がすごくて、慌てて目をそらしてしまう。
「前から気になってたんだよね。
桃の話題はいつも、Aちゃんの話ばっかで。
２人は学部も一緒だし、ずっと一緒にいるよね?
なのにランチは別だし、同じサークルも入らないし。
本当は２人は仲良くないのかな、とか思ってたんだ。」
藤ヶ谷先輩の口調は本当に優しい。
「でもこの間サークルの集まりで、Aちゃんの話題になって。
Aちゃんが６号館の学食に来ないって話。
そうしたら北山が、俺のせいかも、とかい出すから。
なんか気になってて。」
優しく、低音で響く藤ヶ谷先輩の声。
どうしよう。
藤ヶ谷先輩には、打ち明けてもいい気分になってきた。
「俺、北山とは同じ附属の出身で、ずっと一緒なんだよね。
北山の方が１年先輩なんだけど。
だから北山のことは、よく知ってる。
ちょっと熱苦しいところはあるけど。
でもあいつは今、女関係が緩いとこあるから。
ちょっと心配になって。」
それからしばらく、お互い無言が続いて。
「もしかして···、なんか、された?」
って、藤ヶ谷先輩は、いきなり核心を突いてきた。
「桃には言わないから。
…もちろん、北山にも。」
藤ヶ谷先輩に優しく顔を覗き込まれて、
ずっと、うつむいてた顔を上げる。
藤ヶ谷先輩に話すことで、少しでも状況が楽になるのなら、って思ったんだ。
コンパで酔って、北山先輩に送ってもらうことになったこと。
気が付いたら、ホテルにいたこと。
３回、キスされたこと。
押し倒されて、拒否して、急に冷たくされたこと。
次に大学で会った時に、嫌な顔をされたこと。
あの日の状況を全て、私は藤ヶ谷先輩に話して聞かせた。
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りた(プロフ) - 由貴さん» こんばんは♪私も続きが楽しみです(*'ω'*)どうぞよろしくお願いします(*'ω'*) (2015年10月2日 22時) (
レス) id: 8af18b42f1 (このIDを非表示/違反報告)
由貴(プロフ) - こんばんは♪続きが気になります!!胸キュンします!! (2015年10月1日 22時) (レス) id: bf39404b50 (このIDを非表示/違反報告)
りた(プロフ) - 藍生あいさん» こちらこそよろしくですー。よそ様の所にコメントを書いたことがないので、緊張しますが、またチャレンジしてみますね(^^)/ (2015年9月26日 16時) (レス) id: 8af18b42f1 (このIDを非表示/違反報告)
藍生あい(プロフ) - りたさん» 良かったです！私のショボいお話なんか恥ずかしいですが…(>_<)よければまたコメントとか仲良くしてやって下さいませ！私もりたさんの作品楽しみにしています！(*^^*) (2015年9月25日 19時) (レス) id: 142089d17d (このIDを非表示/違反報告)
りた(プロフ) - 藍生あいさん» 行けましたー♪ありがとうございます。もう、わかんないことだらけで。これからもいろいろ教えてやってくださいねー♪ (2015年9月22日 22時) (レス) id: ba720923d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わかめ
| 作成日時：2015年9月11日 17時
