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湧side
湧母「いい加減、辞めてお願いだから、！！」
真実を知ったあの日から俺はお酒を飲み続けた。
自分が生きている自分が許せなかった。
湧「出てけよ。」
湧母「湧、あなたね、、」
莉「おばさん、あとは任せてください。」
湧母「莉子ちゃん、颯ちゃん、」
莉子とそして久しぶりすぎる颯太がいた。
湧「面白かったか？俺が何も知らずに生きてるのを見て面白かったか？帰ってくるはずないAの帰りを信じてる俺を見てて」
いつか会えると信じていた。
音信不通でもAは俺のとこに来てくれると信じてた。
莉「そんなことない、、私らも辛かったの、Aのこと探し続けるあんたを見るのは、、」
湧「颯太は俺のこと恨んで俺から離れたんだろ？Aの命を奪ってまで生きてる俺が許せないんだろ？！」
湧「そのままにしといてくれよ！！俺は、！」
『それなら、死にたかった』
Aとそのまま遠いところに行きたかった。
颯「湧、、」
パンっ！
俺は莉子に頬を叩かれた。
莉「あんたに颯太の気持ち分かる！？北斗先生からAが脳死したことを1人で聞いたあの時の颯太の気持ち分かる？
Aを愛しそうな顔で見ながら私たちに『Aはもう起きないんだ』って話した颯太の気持ち分かる！？
あんたの心電図が一直線になった時、Aの目から涙を出して訴えてて颯太がどんな気持ちだったか？！
Aがどんな気持ちであのカードに丸をつけたか。
今のあんたにはこの心臓もったいないっ、。」
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作者名：ゆさ
| 作成日時：2022年6月11日 23時
