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佐「あら、今日もAちゃんの面会？」
Aと再開してから1ヶ月。時間があればAのところに足を運んだ。
涼「はい。今週は今日しか来れないので笑」
佐「まぁ、Aちゃんも素敵な彼氏さん持ったわね。」
お陰様でここのスタックさんも顔見知り程度になった。
【目黒A】
と書いてある個室に慣れた手つきで入る。
涼「おぉ、Aベッドに戻ろ？」
部屋に入ると拙い足取りで室内の中を歩き回っている。
このことを徘徊と言って最初こそは驚いたものの今は冷静に判断できるようになった。
目黒によると徘徊症状が出始めた頃は探すのに一苦労したらしいけど今は身体が自由が効かなくなっているからその心配はない。
涼「A？目黒Aさーん」
今は彼女の名前を呼び続けることしか周りは彼女の病気対策はもう出来ない。
Aが自分の名前を忘れないため。
自分が目黒Aだって思い出させるため。
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ちゃんち - 切ないけど悲しくならない、お話の纏った雰囲気が素敵です。更新楽しみですー！！ (2020年11月27日 2時) (
レス) id: a13bbb0b85 (このIDを非表示/違反報告)
ヒロ(プロフ) - 続きが気になる作品です。更新楽しみに待ってます (2020年11月15日 14時) (レス) id: 27e2541af5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆさ
| 作成日時：2020年10月29日 18時
