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それからAに何を話したのかは分からないけどいつの間にか面会時間は終わっていた。
施設から家への帰路に着こうとした時目黒に呼び止められた。
蓮「待ってください。一つだけ舘さんに聞きたいことがあるんですけどいいですか？」
答えない選択肢などなかったから目黒の言葉に頷いた。
蓮「なんで姉ちゃんに本当のこと言わなかったんですか？」
目黒が聞きたいのはなんで俺は元カレだってAに伝えなかったのか
蓮「姉ちゃんは恋人がなんなのかも分かりません。そしたら彼氏って言いたくなりませんか？」
何も分からないAだから彼氏として接することも出来るってことだと思う。
思ったよ。
涼「AはAなんだよ。
俺は一生、Aに嘘つけないから。」
付き合っていた頃から彼女の真っ黒の瞳に嘘はつけなかった。
涼「それに遅いかもしれないけど1からAと始めたいんだ。」
例え、無理に等しくても。
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ちゃんち - 切ないけど悲しくならない、お話の纏った雰囲気が素敵です。更新楽しみですー！！ (2020年11月27日 2時) (
レス) id: a13bbb0b85 (このIDを非表示/違反報告)
ヒロ(プロフ) - 続きが気になる作品です。更新楽しみに待ってます (2020年11月15日 14時) (レス) id: 27e2541af5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆさ
| 作成日時：2020年10月29日 18時
