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俺は朝から撮影で前橋さんは夕方からの撮影だった。
郷「唯夏ちゃんと来るまで楽屋で待機しててー差し入れしといたから。」
前橋さんが来る前の撮影が思いのほか早く終わり監督が差し入れてくれたプリンを食べていた。
プリンを片手に昨日のことを思い出してため息をつく。
目黒は何を思ってあんな風に言ったのだろう？
阿部は何を言いたかったのだろう？
考えれば考えるだけ分からなくなる。
とりあえずAのことを知れる道は見つかった気がした。
ガチャ
唯「おはようございます、」
あれ？前橋さんあと1時間しないと着かないって連絡あったのにな。
涼「前橋さん、おはようございます。随分早い、、」
前橋さんの目が赤かった。明らかに泣いたあとだった。
涼「どうかされたんですか？」
俺が尋ねると前橋さんは慌てて目を隠した。
唯「すいません。現場に私情を持ち込んでしまって。」
涼「いえ、何かあったのなら聞きます。女性が泣いていて何も出来ないのは辛いですから。」
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ちゃんち - 切ないけど悲しくならない、お話の纏った雰囲気が素敵です。更新楽しみですー！！ (2020年11月27日 2時) (
レス) id: a13bbb0b85 (このIDを非表示/違反報告)
ヒロ(プロフ) - 続きが気になる作品です。更新楽しみに待ってます (2020年11月15日 14時) (レス) id: 27e2541af5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆさ
| 作成日時：2020年10月29日 18時
